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  1. 長崎市議会 2021-02-25
    2021-02-25 長崎市:令和3年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午前10時0分= ◯永尾春文委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから、建設水道委員会を開会いたします。  今定例会の委員会におきましても、換気などの新型コロナウイルス感染症防止策につきましてご協力いただくとともに、審査に当たりましては簡潔かつ分かりやすい説明と質疑についてご協力いただきますようお願いいたします。  また、この後予定しております第4号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第19号)」につきまして、理事者から追加資料の提出があっておりますので、お手元に配付しております。ご確認をお願いいたします。 〔審査日程についての協議を行った結果、審査日 程(案)のとおりとし、他の委員会の審査の状況 によっては、順次日程を繰り上げて審査すること に決定した。〕 2 ◯永尾春文委員長 なお、本日の委員会終了後、委員の皆様にはご協議していただきたい事項がございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、これより議案審査に入ります。  まず、第4号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第19号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査の方法について協議した結果、原則、各項 ごとに説明・質疑を行った後に、討論・採決を行 うことに決定し、審査順序については、別添の 「歳出審査早見表」のとおり進めることに決定し た。〕
    3 ◯永尾春文委員長 それでは、第8款土木費第1項土木管理費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 4 ◯片江まちづくり部長 第8款土木費第1項土木管理費についてご説明いたします。  予算説明書は34ページ及び35ページをお願いいたします。中ほどにございます第1目土木総務費で、35ページの説明欄にあります1.地籍調査費でございます。今回の補正予算におきましては、令和2年度の国庫補助の内示減による減額補正と、国の3次補正に伴う増額補正をまとめて計上させていただいております。都合297万2,000円を減額しようとするものでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは、以上でございます。 5 ◯赤倉都市計画課長 まちづくり部提出の委員会資料の1ページをお開きください。第1項土木管理費第1目土木総務費の補正予算につきましてご説明いたします。地籍調査費といたしまして、297万2,000円の減額補正をお願いするものでございます。1.事業概要でございますが、下から3行目に記載のとおり国から長崎県に交付される国庫負担金が減したことに伴い、この国庫負担金も含めた県からの補助金の内示額が減したことにより減額補正をするものと、国の3次補正に伴いまして、令和3年度に予定していた事業の一部を前倒しして実施するもので、その差額分を計上しております。次に、2.補正後の事業内容でございますが、委託料と事務費を合わせて1億7,587万2,000円となっております。具体的な箇所につきましては、資料中段から2ページ上段にかけて、令和2年度地籍調査実施箇所の中で整理しております。この表の中で赤色で表示しているものが内示減による減額補正に係るもの、青色で示しているものが国の3次補正に伴う増額に係るものを表示しております。このうち、今回特に増額する分をご説明いたしますと、まず表の8)番、飯香浦町地区におきまして、青色で表示しております図面等作成や閲覧業務を追加し、表の13)番、立岩町地区におきましては測量や地積測定業務を追加いたしております。  2ページをお開きください。地籍調査の主な業務内容を掲載しております。また、中ほどの3.財源内訳についてですが、内示減による減及び3次補正に伴う増の結果、令和2年度当初予算と同程度の予算規模となっております。4.実施状況につきましては、令和2年度末における進捗率の見込みでございます。  3ページをご覧ください。地籍調査実施地区等の概略図でございます。地区名を色で分けておりますが、赤色で示しているものが内示減に伴うもの、青色で表示しているものが国の3次補正に伴う増に係るものをそれぞれ表示しております。  4ページをご覧ください。次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。上段の表、繰越事由の欄に記載のとおり国の3次補正予算に伴う事業が年度内に完了しない見込みでありますので、太枠線で囲っております部分となりますが、3,346万5,000円の繰越しをお願いするものでございます。繰越箇所の完了予定時期は令和4年2月頃で、繰越予定箇所は記載の2地区でございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 6 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 7 ◯毎熊政直委員 この国土調査、今こういう2ページに意味のよう分からん実施状況、これは大体いつまで時間をかけて、長崎市内全域の国土調査をやってしまおうと考えているのかは、今のところ分からないし、全体で幾らかかるかも分からない。そして、2ページの一番下の実施状況、これは長崎市全域で42.2%もう進捗していると書いているけど、その下の区分別を見ると、旧長崎市で5.56%、市街化区域で23.16%、人口集中地区で27.06%としているんだけど、これはどうしてそれが長崎市全体で42.2%も済んでいるということ。これは旧合併町が済んでいたところがあるから、これだけ上がるんですよと理解すればいいのか。だから、そこら辺を外したところで、この国土調査を始めてから今日に至るまで、そういう旧合併町で済んでいたところを外して、どれだけ進んでいるのか。そして、あと何年かかるのか。こうして、国からの補助金あたりがだんだん減ってくれば、全部完成するのはずっと後になってしまう可能性があるやろ。そこら辺、先行きはどう読んどっとね。 8 ◯赤倉都市計画課長 説明が不足しており申し訳ございません。先ほどご指摘をいただきました2ページの一番下の4番の表でございますが、長崎市全域が42.2%となっておりますのは、ご指摘のとおり、旧合併町の部分。具体的に言いますと、香焼町、野母崎町、三和町、外海町、琴海町においては、それぞれ遅くとも昭和63年までの間に地籍調査が全て完了しております。その分を面積として含めた結果、42%の進捗率となっておりまして、旧長崎市におきましては、平成22年に着手をしたというところでございまして、全体としての進捗率は5.6%となっている状況です。  長崎市の事業の進め方といたしましては、人口が集中しているところ、表の下のほうにあります人口集中地区のほうがどうしても取引とかが多いという関係から、そちらを中心にまずは事業箇所を選んで、そちらとあとは公共事業等が予定されているところをまず先行して着手をするという考え方の下で、人口集中地区を主体的に進めているところでございます。確かにご指摘のとおり、まだ相当年度がかかるかと予測はしておりますけれども、人口集中地区の調査が終わりましたら、その他の地区については山林とかいったところになりますので、一筆当たりの面積等も大きくなってきて、面積の進捗率としては一定進捗が図られるのではないかと考えております。今後も、国のほうにしっかり予算要求をしながら、着実に進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 9 ◯毎熊政直委員 それともう一点、その旧合併町で国土調査が済んでいるところは昭和の代に終わっていると。今国土調査をやっている旧長崎市と精度の問題は差異はなかとね。 10 ◯赤倉都市計画課長 確かに、昭和の時代とやはり今の時代でいきますと、測量の技術とか機器の部分については、確かに差異はございます。その部分については、それぞれ合併町で実施をした調査簿なども確認をしながら、業務のほうは対応させていただいているという状況でございます。  以上でございます。 11 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前10時11分=           =再開 午前10時13分= 12 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。 〔審査日程について協議した結果、次に予定して いる第8款第2項の審査については、理事者がほ かの委員会に出席する予定となっていることから、 第8款第3項以降の審査を繰り上げて行うことに 決定した。〕 13 ◯永尾春文委員長 それでは、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 14 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第3項河川海岸費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の36、37ページをお開きください。下段の第3項河川海岸費の第1目河川総務費から、次のページ、38、39ページの第4目県施行事業費負担金の全てが総合事務所所管でございます。これは国や県の補助事業の内示増に伴い、増額しようとするものでございます。次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書の62ページ、63ページをお開きください。上から2行目、第3項河川改良費の第1目河川総務費から5行目の第4目県施行事業費負担金の全てについて、繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、それぞれ右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。 15 ◯出口地域整備2課長 第3項河川海岸費のうち、第1目河川総務費についてご説明いたします。  総合事務所提出の委員会資料39ページをご覧ください。第1目河川総務費、洪水ハザードマップ作成費についてご説明いたします。洪水ハザードマップ作成費として、3,984万4,000円の補正をお願いするものでございます。1.概要でございますが、長崎県により想定し得る最大規模の降雨を前提とした浦上川の洪水浸水想定区域図の指定が予定されていることから、社会資本整備総合交付金を活用し、浸水想定区域図を基に洪水ハザードマップを作成し、避難に関する情報を住民に周知することで円滑な避難を促し、被害の軽減を図ろうとするものでございます。また、ハザードマップには浦上川の支流も記載し、浦上川と支川が一体となったハザードマップを作成いたします。2の事業内容ですが、浦上川洪水ハザードマップ作成業務委託でございまして、内容につきましては記載のとおりでございます。3.財源内訳につきましては記載のとおりでございます。  40ページをお開きください。浦上川水系の河川位置図を記載しております。濃い青色が県管理の二級河川浦上川を示し、その支流を薄い青色で表示しております。実線が二級河川、点線が市管理の普通河川を示しております。続きまして、繰越明許費についてご説明いたします。  資料41ページをご覧ください。先ほどご説明いたしました洪水ハザードマップ作成費ですが、繰越事由として、今回の増額補正に伴うものであり、地元の意見を聞きながら業務を行うこととしておりますので、区域が広いため説明会等に時間を要し、年度内に業務完了しない見込みであるため、繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は3,984万4,000円で、令和4年3月に完了予定でございます。  次に、42ページをお開きください。第2目河川改良費、【単独】自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策について、480万円の増額補正をお願いするものでございます。本事業は急傾斜地の崩壊による被害から市民の生命と財産を守るため、急傾斜地崩壊対策工事を実施するものでございます。県により12月に480万円の追加内示があったことから、今回480万円の増額補正をお願いするものでございます。このことに伴い、2.事業内容の表に記載のとおり、南総合事務所管内の深堀5丁目地区において事業の内容を調整するものでございます。  資料43ページをご覧ください。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  資料44ページをお開きください。深堀5丁目地区の位置図を、45ページには平面図を掲載しておりますので、ご参照ください。  次に、繰越明許費についてご説明いたします。46ページをご覧ください。【単独】自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策に係る繰越明許費の内訳でございます。県の補助金の追加内示に伴う工事が年度内に完了しない見込みであるため、1本の工事として発注している深堀4丁目、深堀5丁目地区について、2,880万円の繰越しをお願いするものでございます。下段には繰越箇所の位置図を掲載しておりますので、ご参照ください。  次に、資料47ページをご覧ください。【補助】海岸保全事業費社会資本整備総合交付金)、東望地区、補正額1,000万円でございます。1.概要でございますが、国の3次補正に伴い、国庫補助である社会資本整備総合交付金(防災・安全交付金)を活用して、東部下水処理場前付近の東望海岸の越波対策を行い浸水被害の防止を図るものでございます。2.事業内容の(2)今回の補正につきましては、消波ブロックの製作・設置を行う消波工を延長約9メートル追加するものでございます。3には全体計画を、4には財源内訳を記載しておりますのでご参照ください。  次に、48ページをお開きください。工事箇所の位置図を、49ページには全体計画の区域、年度ごとの施行箇所を示した平面図を添付しておりますので、ご参照ください。朱書き箇所が今回補正の箇所となります。続きまして、繰越明許費についてご説明いたします。  資料50ページをお開きください。繰越事由ですが、国の3次補正に伴うものであり、工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰越しをお願いするものでございます。繰越額は、1,000万円でございます。なお、工事は令和4年2月に完了を予定してございます。  次に、資料51ページをご覧ください。第4目県施行事業費負担金河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費、補正額3,650万円の増額についてご説明いたします。1.概要でございますが、国の3次補正に伴い、県が施行する急傾斜地崩壊対策事業に対し、急傾斜地の崩壊による被害から市民の生命と財産を守るため、地元負担金を支出するものでございます。2.事業内訳につきましては、表の左から2番目の箇所で太枠を示しております滑石3丁目(4)地区ほか5地区と新たに着手する大園(3)地区について、表右側の補正事業内容に記載しております法枠工などを実施することにより、3,650万円の補正をお願いするものでございます。  資料52ページをお開きください。3.財源内訳は表に記載のとおりでございます。下段には補正箇所の全体位置図を掲載しております。  資料53ページから56ページにかけましては、各箇所の位置図を添付しておりますのでご参照ください。続きまして、繰越明許費についてご説明いたします。  資料57ページをお開きください。予算現額1億3,150万円のうち、支出予定額と9月議会で7月豪雨の災害分の繰越し承認をいただいた分を差し引いた6,205万5,000円の繰越しをお願いするもので、繰越事由として、県施行工事が年度内に完了しない見込みであるためでございます。なお、完了は令和4年2月の予定でございます。表中段には地区別の繰越額を令和2年度当初分と3次補正分とに区分した表を掲載しておりますのでご参照ください。  58ページをお開きください。繰越箇所の全体位置図でございます。  59ページから60ページには3次補正箇所以外の繰越箇所の位置図を添付しておりますので、ご参照ください。  次に、61ページをお開きください。第2目河川改良費、【単独】河川等整備事業費、銅座川ほかの繰越明許費についてご説明いたします。今年度に銅座川のしゅんせつを実施する予定でおりましたが、9月豪雨などの災害復旧を優先させることにより工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は200万円で令和3年7月に完了予定でございます。下段には繰越箇所を表示した平面図を添付しております。  次に、62ページをお開きください。第2目河川改良費、【単独】自然災害防止事業費、河川の繰越明許費についてご説明いたします。小崎川の工事を予定しておりましたが、9月の大雨などの災害復旧を優先させたことや事務のふくそうによる発注の遅れなどにより、工事が年度内に完了しない見込みであることから繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は200万円で令和3年6月に完了予定でございます。下段には繰越箇所を示した平面図を添付しておりますので、ご参照ください。  私からの説明は以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 16 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 17 ◯中西敦信委員 まず、急傾斜地のところからお尋ねしたいんですけれども、県施行分のところで国の補助金が入って、一定規模の大きなところの事業のところからお尋ねをしたいんですけれども、この大園のところで(3)よりも(4)のほうが先に進捗されているのかなと思うんですけれども、要は多分(3)のほうが先に相談はあったので、数字的には先に来ているけど、所有者の方の確認等、工事に入るまでの部分の準備に時間を要したので(4)よりも遅れてきているということかなと思うんですけれども、要は(3)のところで県外におられる方とかで、結構もう確認が大変ということで、市のほうにも相談をして1年ぐらい返事がないみたいな感じの相談もあったんですけれども、要は今回そういう予算がついているということは、準備が一定整って前に進められるということかなと思うんですけれども、それは要は全ての所有者の方の確認がとれたということなのか、一定工事を進めても大丈夫という判断があったのかどうか。その辺りお尋ねしてもいいでしょうか。 18 ◯出口地域整備2課長 よそにおられる方にも確認が全部とれまして、それを持って県に申請を出しまして、この工事ができるということで、確認はとれているということでございます。  以上です。 19 ◯中西敦信委員 はい、分かりました。結果、進められるということでよかったと思うんですけれども、ただやはり地域の方も言われていたのが、市役所の担当がもう本当少なくて、何人かでこの全部のものをされているから、なかなかどうなっていますかって、こっちでは県外におられる方の連絡先もなかなかつかめないし、市役所のほうでやってもらうしかない中で、問い合わせもしづらいみたいな話もあったんですけれども、過去というか、防災対策特別委員会の中でも、この事業を進めていく上で、市役所の担当の人員の体制がどうなのかということを指摘したこともあったんですけれども、やはりその辺り本当に増やしていくということが求められているのかなと思うんですけれども、その辺りはどうなんでしょうか。実際に人は増えているんでしょうか。 20 ◯出口地域整備2課長 急傾斜地に対する人員等のお話でございますが、今までは地域整備2課で大体全てをしておったんですが、それぞれ地元が当然北総合事務所なり東総合事務所地域整備課があるので、まずそちらにも地元に入っていただいて、作業をして取りまとめを地域整備2課で行うということで、この急傾斜地事業を進めていっているという状況でございます。  以上です。 21 ◯中西敦信委員 分かりました。でも箇所によって大体中央総合事務所に集まっているのかなっていう気はしますけれども、もちろんそれぞれの総合事務所のところにも協力してもらってというのは分かるんですが、やはり範囲が広い。中央総合事務所での地域整備2課の体制をもうちょっと。申請があって、準備が整わないと工事が県に申請できない中で、そこがずっともう長年の課題になっているのかなと思うので、ぜひできる部分ということで、よりさらなる工夫をしていただきたいなということで要望しておきたいと思います。  以上です。 22 ◯毎熊政直委員 この洪水ハザードマップ作成費だけど、これ業務委託をされると思うんだけど、長崎市内にこのハザードマップ作成をできるようなコンサルは何社ぐらいあるんですか。 23 ◯森尾中央総合事務所理事 ハザードマップを作った実績があるところが1社ございます。前回中島川のハザードマップを作成したときには、市内業者でなくて市外業者にとっていただいて、作成をしています。  以上です。 24 ◯毎熊政直委員 これもやはり、めったにこのハザードマップの作成なんて仕事はそうないと思うんだけど、極力地元にそういう技術者というのは置いとかないと、長崎特有の川の流れとかなんとかもあるだろうから、地元の人間が地元のことは一番分かると。そうしないと、中島川のときも一挙に新市庁舎まで危険区域と、県が調べたやつ入れてさ、地域住民の恐怖感、恐れをあおってしまうという。だから、実態にあったようなこういうハザードマップはきちんと作ってもらわないと、水害とかなんとかでいうんなら、中島川もバイパスを造ったりして、あれだけの雨が降っても、あのようにならないような一定の対策は打ってきているんだから、その実態に合ったハザードマップというものを作成してもらわないと、あんまりこの浦上川周辺で支流も含めて、危ないですよ、危ないですよとばっかり言ったら、自分の財産の価値の問題も出てくるけんさ。あんまりむやみに危険をあおらないようなことを、そのハザードマップ、どこがその業務委託をとられるか分からんけど、そういうやはりきちんとした基本的な話というのはしといていただきたいと要望しておきます。 25 ◯森尾中央総合事務所理事 このハザードマップを作るための長崎県が作成する、洪水浸水想定区域というのがとても大事なところで、先ほどお話があったとおり、長崎大水害が例えば100年とか300年規模とよく言われていましたけれども、今想定を超える雨量ということで、1,000年以上っていうのを1つの対象にしていますので、どうしても区域は広がってきます。前回、中島川でもそうなんですけれども、長崎大水害規模であれば、もう浸水しないということで整備を進めてきたんですが、実際この1,000年以上の規模を入れたら、やはり区域が広がってきたということで、この想定を超える雨量が日本全国あちこちで今起きているもんですから、どうしてもそこの設定の仕方をもう国のほうで決めて、それに合わせて県のほうで作成するということですから、その考え方をちょっと変えるということはなかなか難しいというものです。ちなみに、今年から来年にかけて浦上川をしますけれども、来年度は今度八郎川が対象となってきます。ですから、不安をあおらないような説明の仕方を私たちのほうでも考えていきますけれども、ただやはりこういう雨が降るかもしれないということは、頭の中に入れていただくことは大事なことかなと思いますので、そこは住民の方に理解を求められるような説明をしたいと思います。  以上です。 26 ◯毎熊政直委員 分かりました。それは行政としては、絶対安全ということは言えないやろうから。だから、そういう説明になるのは致し方ないにしても、しばらくはそれが地元では、地域ではここは危なからしかよと、大雨が降ればと、誰もその1,000年先のこと考えんでもさ、そういう話がばっと一遍に出るから、そこら辺の影響というものはちゃんと頭の中に置いて地元説明をしてもらうようにお願いをしときます。  それと、この急傾斜地崩壊対策、これほとんど県施行、あと5戸以下は市の施行で地元が5%負担やったかね。これの比率、今現在県施行の場合と市施行の場合と市内全域で今箇所的には比率はどうなっていると。 27 ◯森尾中央総合事務所理事 各戸別に5戸以上とか、先ほどの10メートル以上という切り分け方はしていなくて、最低5メートル以上で急傾斜が何件あるかということを把握していますけれども、それが市施行なのか県施行なのかというのは、やはり個別に現地調査しないと分からないものですから。〔発言する者あり〕すみません。 28 ◯出口地域整備2課長 今、着工している箇所が285か所ございます。急傾斜地としてしなければいけないところが、1,017か所ございまして、今先ほど説明しました、それに対する着手したところが285か所ございまして、着手率としては28%で、これは全体的な県も市も合わせたところでございます。〔「県のほうは地元負担ゼロ。それでその今の実績さ。県施行でやっている急傾斜地対策事業は。市はそれ数が少なかろうと思っとるとけどな」と発言する者あり〕 29 ◯永尾春文委員長 出ますか。 30 ◯出口地域整備2課長 すみません。少々お時間を。〔「じゃよか。もう次。」と言う者あり〕 31 ◯毎熊政直委員 要するに、その数を聞いて確認したかったのは、県施行だからといって、ちゃんと計画期間内に終わっているか。今度こうして3次補正で国からの補正がついたから、また予算つけて繰越しと、もう繰り越しせざるを得んけどさ。ただ、県施行だから、市もこれだけ負担しているんだから、施工管理とかきちんと県市で協議をやっているのかどうか。もう県に任せっ放しでは何年先まで同じところば崩壊対策事業やりながら、今こんだけ大雨が降る可能性があるのに、工事期間中のこれまで進捗していないところが崩れたりしたら、施工しているほうの責任も問われると思うとさね。だから、なるべく早く、危ないから対策工事をやるんだろうから、そこら辺を施工管理、進捗管理は、県と話をして、県にお金だけやりますよと、地元負担分を出しますよと、後は県の好きなようにやってくださいということになってしまっていないか。そういうのを聞きたか。 32 ◯出口地域整備2課長 県に負担金を出しているというところで、当然私どもとしても県と進捗状況を確認して、年度内にどこまで終わるのかということは確認しております。  以上でございます。 33 ◯毎熊政直委員 だから、今度は総合事務所の技術者の皆さんがいらっしゃる。今、河川課もない道路維持課もない、そういうときに人材育成という面では、この河川課なんかは当然一番必要なところになると思う、防災上からも。この急傾斜もそう。今度土木防災課をつくるということなんだけど、これが遅きに失したというぐらいの思いがあるとさね。皆さんがやはり現場を知って、そしてまたいろんな現場の体験をして技術が上がってくるし、今コンサル任せとかなんとかになってしまっている部分もあるからね。そうしないと、皆さんもローテーションがあるからさ。それで今まで行政サテライトで、もともとの土木部とか、昔は都市計画部とか、都市建設部とかいろいろあって集中しとったわけね。ところが、今分散してしもうたわけたい。そうすると、なかなか知恵も分散してしまっていると。それで、技術面も分散してしまっているということだから、やはり1か所に集めて、それで全体的な協議をして、長崎市全体を見渡しながら、こういう防災工事とか、河川工事とかを進めてもらいたい。そうしないと、なかなか一律的な地域管理ができないという思いがあるんだけど、そこら辺皆さんどう考えていますか。 34 ◯森尾中央総合事務所理事 委員ご指摘のとおり、去年の大雨あるいは台風災害でもそうなんですけれども、対応するときにやはりばらばらにするというのは、どうしても効率がよくありません。ですから、どこかでちゃんとまとめて考え方を整理していく。あと我々総合事務所がそれに沿って動いていくという形が一番いい形だと思っていますので、それについては、やはり今回の行政サテライトの中で大きな課題だと思っています。  それと先ほどのやはり技術職のスキルアップ、どういうふうにスキルアップさせていくかということ、これは地域整備の仕事自体でもスキルアップはしていくんですけれども、やはり河川とか急傾斜とか、そういう特化した事業については、なかなか蓄積が難しいということも課題としてありますので、それについては今総務部のほうと、今後そういうところを解消できるような組織というものを私たちからもお願いしているというものでございます。  以上です。 35 ◯山本信幸委員 今、毎熊委員の関連で質問をさせてもらうんですけど、この3次補正の分で予算がついて、今県施行が多いもんですから、この分について完成年度が決まっていますよね、全部。この完成年度に対して、この3次補正がついたわけですから、前倒しで予算がついてくる。この部分で大体説明会などで今回ずっと遅れてきとる分なんかが、この3次補正でなんとかついて、この事業計画上の最終年度がしっかりと年度内に終わるように、これ県と話しながらしていると、先ほど施工管理をしているという話があったから、そういうところの最終年度まで行く分が、この影響が3次補正の分でどのくらいあったのか。しっかりこれが終わるようになってきているのか。それとも全く遅れとったのが少し元に戻ったぐらいなのか。その辺をお答えください。 36 ◯森尾中央総合事務所理事 この県の事業、やはり総事業が大きくて、短い期間で整備っていうのはなかなか難しいものです。ですから、補正予算がついたときには、もうできるだけ進捗していただくということは、もう我々からもお願いしているところですけれども、ただ、完成年度が例えば何年間減ってくるというのは、毎年毎年、今回大園の(4)であれば、例えば1億6,000万円とか、こういう大きなお金がついてきたら、そういう効果は上がってくるんですが、2,000万円とか3,000万円っていう話になれば、全体の予算、予定の中ではなかなか1年短くするとかいうところまでは難しいということで話は聞いています。  ただ、それともう1つ、年度が長くなってきたときにどうしても事業費がかさんできて、当時考えておったよりもどうしても増えてくるということもありますので、完成年度についてはもう目標ということで、県のほうには頑張っていただいていますけれども、なかなか達成がうまくいくところと、先ほど言った、どうしてもお金がかかって進められないというところもございます。ただ、この急傾斜の災害対策というのはとても大事なところですから、私たちも県のほうにも再三、補正予算の要望もさせてもらいながら、事業進捗についてお願いしているという状況であります。  以上です。 37 ◯山本信幸委員 その全体的な話は分かるんですよ。要は、今度の3次補正の分をもらって、どうやったかという分析をしているんですかと。最初の最終年度までの経過が、この年度ごとの工事が決まっているんで、それまでの最終年度までの状況を分析しているんですかと、県と打合せしてと。そのことを聞いているんですよ。だから、しているかしていないかを答えてくださいって言っている。 38 ◯森尾中央総合事務所理事 年度が短くなるという話については、すみません。私たちのほうから確認をしておりません。  以上です。 39 ◯山本信幸委員 だから、そういうところを分析して、やはり連携をしているという、おっしゃることはよく分かっているんですよ。最後は目標ということもよく分かっている。だけれども、この1つ1つの年度ごとの予算をしっかりとっていって、補正があって、その年度ごとどこまで進むかっていう分析をしていく。これこそがやはり連携につながっていくと、要望にもつながっていくと私は思うので、これはしっかりやっていただきたいし、今年度3次補正があったことでどんだけの影響があったこともしっかり分析をしていただきたいと思います。また、改めて質問します。  以上です。よろしくお願いします。 40 ◯森尾中央総合事務所理事 進捗管理はとても大事なことです。ですから、県のほうとも情報共有しながら、この補正予算あるいは私たちも予算の増額というのをお願いしておりますので、その予算が上がったことで、どう進捗が進んでくるかというのは、今後ちゃんとデータ整理しながらお願いしていきたいなと思います。 41 ◯梅原和喜委員 まず、洪水ハザードマップ作成費の3,984万4,000円について質問させていただきます。40ページに、この浦上川水系河川位置図ということで、それぞれ二級河川浦上川、二級河川、普通河川、エリア的に相当広い箇所が対象になっていると思うんですけれども、このハザードマップを住民に周知することって目的にありますけれども、大体この河川の流域の皆さん、どのくらいいらっしゃるんでしょうか。その辺り1点質問させてください。 42 ◯菊川地域整備1課長 人口が15万人程度でございます。 43 ◯梅原和喜委員 15万人ということであれば、自治会の数も相当になると思うんですけれども、この中で外国語表示等と記載があるんですけれども、やはり住民の中には若い方、外国人居住者の方がいらっしゃると思うんですけれども、最終的にはこのハザードマップを作成するだけじゃなくて、この目的が避難とか、そういった情報を提供するためにそのハザードマップを作成すると思うんですけれども、特にこの外国語表示、外国人の方とか、特に独居老人の方もいらっしゃるでしょうし、自治会を通じて、やはりしっかり周知することが大事だと思うんですけれども、その辺りは各自治会と今後の検討事項ってことで入っているんでしょうか。
    44 ◯出口地域整備2課長 これは中島川のハザードマップを作ったときのお話なんですけれども、各自治会周辺に1万戸あったので、職員でハザードマップを配ったというのもありますし、当然英語表記にしたやつも、これも地元に配ったというのもありますし、今度長崎市に新たに転入される方もおられますので、その方に対しては、全てに対して中島川のハザードマップを出しているということがありますので、今回の浦上川についても、そのような対応をしていきたいと考えております。  以上です。 45 ◯梅原和喜委員 多くの方にハザードマップを配布するということで、相当な時間がかかると思うんですけれども、やはり周知するだけじゃなくて、本人が理解するということも確かに目的の中にあると思いますので、時間がかかろうかなと思いますけれども、これは本当理解を含めてしっかり取り組んでいただきたいと思います。  それから、45ページの自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策、深堀5丁目、今現在ちょっと工事が中断しているんですけれども、地元の自治会にも相当説明をされていると思うんですけれども、この道路は漁港に近くて釣り客も多いし、今から子どもたちも含めて結構交通量が多くなってくるんですよね。ここは、香焼工場とか長崎市内に行く、例えば晴海台とか、平山、蚊焼、野母崎、この地域住民の方も結構通る道なんですね。深堀三和線も通じて、その辺りで、深堀地区には周知徹底をされているんでしょうけれども、その周辺自治会とか、あと連合自治会等に、令和2年度施工予定箇所はこんだけですよ、令和3年度以降もこういったことばやりますよっていうことを、周知徹底も私は図るべきだと思うんですけれども、その辺りの計画あればお聞かせいただきたいと思います。 46 ◯出口地域整備2課長 委員おっしゃられるように、ここ通過道路がありますので、今までそういう周知はしておりませんでしたので、今後令和2年度の補正でしていく部分、令和3年度の新規でしていく分につきましては、連合自治会長なり、また近くに看板等も出して、工事の周知を図っていきたいと考えております。  以上です。 47 ◯梅原和喜委員 凡例の中で、令和元年度まで施工箇所、ここで以前から急傾斜地で地域の住民がもう土砂崩れとか、本当に恐怖感を抱いていたということもあって、この箇所が一定復旧したっていうことで安心しているんですけれども、この地域は、カトリックの深堀教会もありまして、そのお隣には市指定のアコウの木とかありまして、さるくコースにもなっているんですよ。今後この辺りが、この急傾斜地が回復することで、教会も含めて、いわゆる市指定のアコウの木だったりとか、長崎のさるくコースにも入ると思うんで、今まで城下町探訪ということである程度のリピーターも含めていたんですけれども、この急傾斜地対策があると、カトリック教会にも登れる人も多くなって、見晴らしのいい場所もありますので、この辺りを地域の活性化につなげてほしいということと、3月、4月は自治会の改選時期でもありますので、現在の会長は知っているんだけれども、次の会長が知らないということがないように、それぞれ各地域、それから先ほど申し上げました周辺自治会にも、この周知徹底を図っていただくように、強く要望させていただきたいと思います。 48 ◯吉原 孝委員 まず洪水ハザードマップ作成費についてお尋ねいたします。今回浦上地区になっていますが、先ほどちょっと委員からもお話がありましたが、中島川が先行地区でやられたんですね。行政の立場としては、やはり危険な想定外の雨量があるということと、それからその日に避難に関する情報を住民にお知らせすると、そして被害の軽減を図るという、そういう趣旨で地元にされておられると思うんですが、それから一歩踏み込んで、我々あなた方に感謝しているんですが、希望する自治会、それから熱心な自治会については、その自治会の中での防災マップ、それを作成して、いわゆる自助・共助・公助、その中で自助・共助がどのような形で自治会の中でできるかということについては、自治会の住民に対して、今回災害が起こったら、ここに皆さん避難しましょうよというのは、詳しいところで言えば、誰と誰が誰をどこまでされるということで、非常に親切なマップを地元住民と協力して作成していただいて、大変今私どもの住民であなた方に感謝しているんですよね。やはり、せっかくここまで浦上地区でもされるんであるならば、やはり地域の中でも、自治会がありますから、その自治会単位で、それぞれの防災マップを作られて、そして避難するときには、どこにどういうところに避難したらいいのか。例えば、我々の地区で言えば、中島川を越えて、これ一時避難、学校とありますけど、ここ何もそろっていないんですよね。これがやはりそろっているのは市民会館ですよ。そこに行くのに大変だと。中島川を越えんと行けんとか。じゃ、どうしたらいいんだろうということで、近くの一番安全なのは、洪水が来て安全なのは山登るわけでしょう。お寺がたくさんあるから、お寺に一時避難しましょうかという形でお寺と自治会が連携をとりながらやっていくとか、そういう方法もあると思うんです。だから、せっかくハザードマップを作られるのであるならば、今も申し上げたように、単位自治会で熱心なところがあるならば、まずそこを、自治会の避難のその他についてのマップを作って、それで地域住民にそれを配布して、何かあったときには安心して避難ができるという、そういう情報も私は提供していただくことが非常に大事なことじゃないかなと。それが、ハザードマップで全体の雨量がどうだ、どこまで浸水するんだということよりも、むしろそのほうが有益だと思うんですけど、それについて、せっかく今回作られて、その後の行政としてのサポートなどについて何かあれば教えてください。 49 ◯出口地域整備2課長 今おっしゃっておられるのは地域防災マップのお話だと思いますけれども、それは中央総合事務所総務課のほうが地域に入りまして作っているというところがございますので、その浦上川ハザードマップができた場合にも、それと一緒に合わせて、地域の防災マップのほうに入れていただくようなお話を進めていきたいと思っております。  以上です。 50 ◯吉原 孝委員 ぜひ作っていただきたい。特にこの地区は、川平で、長崎大水害のときには大変な被害を受けていますので、そういう意味では意識が強い地区になっておられるんじゃないかなと思いますから、今課長がおっしゃったようなことを続けていただくようお願いします。  それからもう1つは、銅座川のしゅんせつの問題ですが、今回は銅座川、中華街との間をしゅんせつするということですが、それから、石橋のところでもよくしゅんせつをされているんですが、今回のしゅんせつについてはあまりされてはないんですよね。だから、今回していただいて、というのが、ちょっと違うのは、思案橋付近はシシトキ川を含めて、川底に床石が入ってあって、そういう意味では、ちょっと様子が違うんですよね。銅座川下から、この赤く塗ってあるところはしゅんせつしても、私はもう中に入って、シシトキ川と銅座川に小島川が合流する地点までしか行ったことなかったんですけれども、今はちゃんとした石畳があって、きれいに傷んでいない状況で、そういう中でここをされるいうなら、まだ銅座川の市場はこれからはプロムナード交差点辺り廃墟になっていくということであれば、その辺りはどうなんですか。この床石はどこまであって、今後しゅんせつをする場合、現在のところだけで終わるのか、それとももう少し上流まで行くのか。その点について教えてください。 51 ◯出口地域整備2課長 銅座川の下の床石部分は、かなり剥げているということで、この間調査にも入っておりますし、毎年悪いところは直しておるんですが、やはりなかなか進んでないという状況がございまして、令和3年度予算にも計上させていただいておるんですが、床石を直すということは、順次やっていきたいと考えております。  以上です。 52 ◯山本信幸委員 先ほど関連だったので、改めてハザードマップについてお尋ねします。15万人、先ほどのハザードマップの回答で区域の影響世帯数というのが出てまいりました。それで、聞きたいのはその状況で、繰越理由がそこの辺がその世帯数に対して、コロナ禍の影響によって、いわゆる地元説明会ができずに、そういう影響の中でこれが遅れてきているのか。もう一刻も早くしてもらいたいものですから、どういう理由で、またどの程度これは進んでいるものなのか、地元説明会などで遅れている、地元との話し合いで遅れているということでしたので、これが遅れた理由が何で、どの程度進んでいるか教えてください。 53 ◯出口地域整備2課長 説明が悪くて申し訳ありませんでした。説明会はまだ行っていないというのが現状で、説明会の数が多いので繰越しをさせていただきたいという状況のところでございます。 54 ◯森尾中央総合事務所理事 河川のハザードマップについては、今度新たに県のほうから補正予算を配当していただいたんで、工期自体があと1か月ぐらいしかないもんですから、繰越補正をさせてもらうというものです。先ほどお話しした地元説明会のお話は、契約した後ですから4月以降1年かけて進めていきたいと思っています。  以上です。 55 ◯山本信幸委員 そうしたら、これは最初から工程自体は年度内完成ができないということで、3次補正ついたんで今回上げたということでいいですたいね。なるほど、分かりました。 56 ◯中西敦信委員 ハザードマップの関係で、先ほど話題になっていた中島川のことも特別委員会のときにやり取りをしたんですが、最大降雨推定が6万年に1回でしたか、数万年に1回ということで、過大じゃないかとか、非現実的じゃないかというやり取りを課長とした覚えがあるんですけれども、今回その浦上川水域の部分は、そういう最大の大雨、降雨の推定というのは、もう定まっているんですか。県との協議の中で。 57 ◯森尾中央総合事務所理事 このハザードマップを策定するための浸水想定区域を決定するときの、想定を超える雨っていうのが、各流域ごとに若干違います。中島川の場合は、24時間というのを対象にしていたもんですから、そのときに降る雨からいったら6万年ということで県からは聞いています。今回の分は、たしか6時間、浦上川については想定を超える雨っていうのは、基本的に1,000年以上ということで決めていますけれども、浦上川については何年ということは、今提示をされていません。申し訳ありません。ただ、同じような雨量的には、中島川の24時間雨量が1,085ミリ、浦上川についても1,040ミリですので、そんなに差が出てはこないのかなと思います。  以上です。 58 ◯中西敦信委員 その1,000ミリっていうのが、長崎大水害のときに比べて2倍ぐらいだったかなと思うんですけれども、その1,000年に一度とかいうスパンで見たときに、6万年に一度というのはどうなのかなということで、浦上川の場合、特に支流もたくさんあるし範囲も広いので、やはり1,000年に一度ぐらいの降雨推定で作って、そのときこれだけ水が洪水しますよっていうマップが妥当なんじゃないかなと思うので、まだ決まっていないということでしたけれども、一応1,000ミリぐらいの降雨推定ですけれども、大雨のそういう頻度については何万年に1回といっても、なかなかピンとこないので、せめて1,000年に一度ぐらいでも、たしか国のほうからはそれでもいいってなっていたかと思うので、その辺り最大降雨推定がまだ定まっていない中での予算ということなので、やはりその辺り検討していただいて、策定に当たっていただきたいと要望しておきたいと思います。 59 ◯森尾中央総合事務所理事 先ほどお話ししたとおり、これは県が策定するもので、国から出された指標に基づいて設定しています。先ほど、中島川の6万年というのは、その雨量自体を重ねたときに6万年っていう数値が出てきているということで、私たちもお話を聞いています。ですから、浦上川についても、今回1,040ミリというのはもう決められた数値ですので、そこの中で想定区域をまず策定していくということです。この1,040ミリが先ほどお話しした何年確率かというのは把握していませんので、6万年よりは少ないかもしれませんけれども、ある程度のレベルまで上がってきているんだろうと思います。  以上です。 60 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午前11時6分=           =再開 午前11時15分= 61 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。 〔審査日程について協議した結果、理事者の出席 調整により日程を繰り下げていた、第8款第2項 の審査を行うことに決定した。〕 62 ◯永尾春文委員長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 63 ◯松浦土木部長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費における補正予算のうち、土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は36ページ、37ページをお開きください。36ページ上段から記載の第8款土木費第2項道路橋りょう費は増額分、減額分合わせまして1,820万円の減額補正を計上しておりますが、そのうち土木部におきましては4,370万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。土木部所管分の内容としましては36ページ上段に記載の第3目道路橋りょう新設改良費で、内容は37ページの一番右の説明欄に記載の1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、1.中川鳴滝3号線から4.大橋町赤迫1号線までと、6.籠町稲田町1号線(電線類地中化)で、国庫補助事業の内示減に伴う減額の補正と、国の3次補正に伴う増額の補正をしようとするものでございます。次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書は56ページから63ページでございます。予算説明書56ページの事業名の欄で、下から1つ目及び2つ目に記載の第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費の【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)における清水町白鳥町1号線、大橋町赤迫1号線及び58ページの2つ目に記載の籠町稲田町1号線(電線類地中化)、また、60ページの2つ目に記載の【単独】道路新設改良事業費、新市庁舎周辺道路(電線類地中化)について、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。  繰越しの理由といたしましては57ページ、59ページ、61ページの右端、繰越事由の欄に記載しております。  また、予算説明書の62ページの、事業名で上から1つ目に記載の第8款土木費第2項道路橋りょう費第5目県施行事業費負担金の道路橋りょう費負担金、道路事業費について、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。  繰越しの理由といたしましては、63ページの右端、繰越事由の欄に記載しております。  詳細につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき、担当課長よりご説明させていただきます。私からの説明は、以上でございます。 64 ◯平野土木建設課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費のうち、土木建設課所管分について、ご説明いたします。  まず、土木部提出の委員会資料の最後のページになりますが、32ページをお開きください。恐れ入りますが、横にしてご覧ください。これは令和2年度主要事業の執行予定についてでございます。まず、この表でございますが、左の欄から順に区分、番号、事業実施箇所それから事務費を含めた補助事業に係る令和2年度の当初予算額、その右側に令和2年度の国庫補助の内示減額、国の3次補正予算額、その右側には内示減及び国の3次補正予算額を含めた補正後の額と執行予定額、さらにその右側にはそれぞれの額に対応する事業の内容、さらに右側には全体計画及び進捗率を示しております。  それでは、表に記載の内示減及び国の3次補正予算を受けた事業につきまして、資料の順に従い説明させていただきます。恐れ入りますが、1ページにお戻りください。事業名【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、中川鳴滝3号線、補正額5,390万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国庫補助を活用し、鳴滝地区の交通環境の改善及び居住環境の向上、市内交通混雑の緩和を図るため道路の新設と拡幅改良を行っているものでございます。(2)補正予算の理由でございますが、国庫補助事業の内示減に伴い減額するものでございます。2の事業内容には当初と補正後の事業内容を記載しております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  2ページをお開きください。図面の赤い矢印で示しております箇所におきまして国道34号側の工事を45メートルの減、用地取得190平方メートルの増、当初予定しておりました建物補償2棟を別の場所の工作物補償3件へ、また建物調査を3工区の工事のための測量設計に内容変更するものでございます。  次に、3ページをご覧ください。【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、川上町出雲線、補正額2,010万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国庫補助を活用し川上・出雲地区における歩行者の安全性と交通の円滑化を図るため、道路の拡幅改良を行っているものでございます。(2)補正予算の理由でございますが、国庫補助事業の内示減に伴い減額するものでございます。2の事業内容には当初と補正後の事業内容を記載しております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  4ページをお開きください。図面中の赤い矢印で示しております箇所において、工事21メートルの減と上側の建物補償1棟を下側の建物補償1棟へ対象を変更するものでございます。  次に、5ページをご覧ください。事業名【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、清水町白鳥町1号線、補正額460万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国庫補助を活用し西町地区の交通環境の改善及び居住環境の向上、歩行者の安全確保を図るため道路の新設と拡幅改良を行っているものでございます。(2)補正予算の理由でございますが、国庫補助事業の内示減及び国3次補正予算に伴い増額するものでございます。2の事業内容には当初と補正後の事業内容を記載しております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  6ページをお開きください。次に、繰越明許費についてご説明いたします。上段の表は事業ごとに共通した作りとしており、事業名から右に向かって金額、財源内訳を、下に向かって繰越事由、繰越箇所の完了予定を記載しております。また、事業名の中には事業期間、延長等の事業計画、総事業費、令和元年度末の事業費ベースの進捗率を記載しております。下段には路線の位置図と繰越箇所を記載しております。補正予算に計上しております事業名【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、清水町白鳥町1号線におきまして、国の3次補正に伴う道路詳細設計及び交通解析業務の委託が年度内に完了しない見込みであるため、全額について次年度への繰越しをお願いするもので、下段の位置図の赤い矢印で示しております箇所の業務委託でございます。なお、繰越箇所は令和3年12月に完了する予定でございます。  次に、7ページをご覧ください。事業名【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、大橋町赤迫1号線、補正額260万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国庫補助を活用し、道路拡幅による安全性の確保とJR長崎本線との立体化により近接する中園踏切の交通量を軽減することで、交通の円滑化と安全性の向上を図るため拡幅改良を行っているものです。(2)補正予算の理由でございますが、国庫補助事業の内示減及び国3次補正予算に伴い増額するものでございます。2の事業内容には当初と補正後の事業内容を記載しております。3の財源内訳は記載のとおりです。  8ページをお開きください。次に、繰越明許費についてご説明いたします。補正予算に計上しております事業名【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、大橋町赤迫1号線におきまして、国の3次補正に伴う工事が年度内に完了しない見込みであるため全額について次年度への繰越しをお願いするもので、下段の位置図の赤い矢印で示しております箇所の国道206号及び線路反対側の市道との接続箇所の整備を行う工事でございます。なお、繰越箇所は令和3年12月に完成する予定でございます。  次に、9ページをご覧ください。事業名【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、籠町稲田町1号線(電線類地中化)、補正額2,310万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国庫補助を活用し、唐人屋敷顕在化事業を実施している十善寺地区において、良好な景観形成と災害時の減災を目的に電線類地中化を行っているものでございます。(2)補正予算の理由でございますが、国庫補助事業の内示減及び国3次補正予算に伴い増額するものでございます。2の事業内容には当初と補正後の事業内容を記載しております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  10ページをご覧ください。次に、繰越明許費についてご説明いたします。補正予算に計上しております事業名【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、籠町稲田町1号線(電線類地中化)におきまして、国の3次補正に伴う事業が年度内に完了しない見込みであるため全額について次年度への繰越しをお願いするものでございます。下段の位置図の赤い矢印で示しております箇所の工事で、電線類地中化の工事を60メートル増するものでございます。なお、繰越箇所は令和3年12月に完了する予定でございます。  私の説明は、以上でございます。 65 ◯谷口土木企画課長 それでは、引き続き土木部提出委員会資料の11ページのほうをご覧ください。引き続き、私からは第3目道路橋りょう新設改良費の繰越明許費のうち、土木企画課所管分につきましてご説明いたします。【単独】道路新設改良事業費、新市庁舎周辺道路(電線類地中化)におきまして、表に記載のとおり1,270万円の繰越しをお願いするものでございます。繰越しの理由でございますが、本事業につきましては昨年9月議会のほうで補正予算をご承認いただき、その後、電線共同溝詳細設計業務委託を発注し、鋭意、設計業務の進捗を図っておりましたが、九州電力をはじめとする電線管理者との配線計画の協議におきまして既存の地下埋設物との取り合いであったり、地上機器類の設置位置などの調整に不測の日数を要し設計業務が年度内に完了しない見込みであることから、今回繰越しをお願いするものでございます。なお、本業務委託につきましては令和3年6月の完了予定でございます。また、下段のほうには箇所図を添付しておりますが、赤色の実線で示した3路線で電線類地中化事業の計画を行っております。  12ページをお開きください。続きまして、第5目県施行事業費負担金の繰越明許費につきまして、ご説明いたします。これは長崎県が施行する道路事業が年度内に完了しないため、本市の負担金につきまして、表に記載のとおり1,192万7,000円の繰越しをお願いするものでございます。次に、事業内容及び財源内訳としまして予算現額の概要を表に整理しておりますが、左側から順番に図面番号、路線名、事業費、その財源内訳をそれぞれ記載しております。なお、財源内訳の括弧内には県、市、それぞれの負担割合を記載しております。このうち、一番左の図面番号を丸で囲みました3)番、6)番、9)番、12)番及び13)番の5路線で繰越しをお願いするものでございます。  13ページをご覧ください。県施行事業費負担金の箇所図でございます。青い文字で繰と記載した路線が今回、繰越しをお願いする箇所でございます。  次の14ページから16ページのほうにかけましては、繰越箇所のそれぞれの位置図をお示ししております。  それでは、14ページをご覧ください。上段の3番、主要地方道野母崎宿線では、為石町におきまして測量・設計を予定しておりましたが、地権者との協議に不測の日数を要し年度内に完了しない見込みであるため、繰り越すものでございます。下段の6番、主要地方道神ノ浦港長浦線では、長浦町や琴海戸根原町におきまして用地補償を予定しておりましたが、地権者との用地交渉に不測の日数を要し年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。  15ページをご覧ください。上段の9番、一般県道長崎漁港村松線では、松崎町におきまして道路改良工事を予定しておりましたが、工事に必要な進入道路に関する地元との調整に不測の日数を要し工事が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。下段の12番、一般県道長与大橋町線では、文教町におきまして交差点設計を予定しておりましたが、地権者との協議に不測の日数を要し委託が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。  16ページをお開きください。上段の13番、一般県道長崎式見港線では、茂里町の梁川橋付近におきまして交通解析を予定しておりましたが、道路計画に関する警察などの関係機関との協議に不測の日数を要し委託が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。  私からの説明は以上でございます。 66 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第2項道路橋りょう費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の36、37ページをお開きください。上段の第3目道路橋りょう新設改良費において、説明欄1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)のうち、5.矢上町現川町線について、国庫補助事業の内示増に伴い増額しようとするものでございます。次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書の58、59ページをお開きください。第3目道路橋りょう新設改良費のうち土木部が所管しています2行目の【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、籠町稲田町1号線(電線類地中化)及び次のページの60、61ページの2行目、【単独】道路新設改良事業費、新市庁舎周辺道路(電線類地中化)を除く全ての事業及び最下段、第4目交通安全施設整備事業費において繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、それぞれ右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。 67 ◯菊川地域整備1課長 総合事務所提出の委員会資料に基づき、ご説明いたします。  資料1ページをご覧ください。【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、矢上町現川町線、補正額2,550万円でございます。1.概要でございますが、国の3次補正に伴い、国庫補助である社会資本整備総合交付金(防災・安全交付金)を活用し、車両通行の安全性、快適性の向上を図ることを目的に、損傷の著しい車道の整備を行うものです。2.事業内容の(2)今回補正につきましては舗装工を延長390メートル追加するものでございます。3には全体計画を、4には財源内訳を記載しておりますのでご参照ください。  2ページをお開きください。工事箇所の位置図でございます。  3ページをご覧ください。全体計画の区域、年度ごとの施行箇所を示しておりますが、赤色の着色部が今回の補正箇所となります。平成30年度から事業を開始し、今回の補正をもちまして全体計画延長2,280メートルの全ての舗装が完了する予定でございます。続きまして、繰越明許費についてご説明いたします。  資料4ページをお開きください。繰越事由でございますが、国の3次補正に伴うものであり工事が年度内に完了しない見込みであるため、繰越しをお願いするものでございます。繰越額は2,550万円ございます。なお、工事は令和3年9月に完了予定でございます。  資料5ページをご覧ください。次に、道路橋りょう維持費、生活道路環境改善費でございますが、災害が多発したことにより施工可能な業者が対応できず、修繕が年度内に完了しない見込みであるため、繰越しをお願いするものでございます。なお、4総合事務所の繰越額の合計は7,100万円で、令和3年6月に完了予定でございます。  資料6ページをお開きください。令和3年1月末現在の自治会要望(生活道路)の年度別対応状況でございます。総合事務所ごとに要望件数と実施件数、実施率を記載しており、一番右は2月以降に実施する件数となっております。なお、今後も災害等の影響で自治会要望対応に遅れが生じることが予測されることから、令和3年度から取扱いの変更を考えておりますのでご説明いたします。  資料7ページをご覧ください。中央の表は現在の取扱いを示しています。4月から6月までに自治会から要望を受け付け、現地調査を行い6月末に要望に対する回答を行っております。通常は回答後の7月から翌年3月にかけて修繕を実施しておりますが、赤色で表示している令和2年度は災害対応を行った7月から10月と年度末の工事繁忙期である1月から3月に業者が対応できず、繰越と表示した6月まで修繕がずれ込んでおります。この対策として令和3年度からは下の表の緑色で示したスケジュールに変更することを考えております。4月、5月は自治会の役員改選による引継ぎ等もあることから、自治会からの受付を6月から8月に変更し、修繕を行う期間は災害対応と年度末の工事繁忙期を極力避け、9月から翌年の6月までとし、4月から6月は翌年度予算で対応したいと考えております。これにより実施率を向上できるものと考えています。  次に、資料8ページをお開きください。【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)、道路構造物等補強の繰越明許費についてご説明いたします。繰越事由でございますが、入札不調になったこと及び予定箇所の見直しに伴い、交付金を有効活用するために次年度以降予定していた橋りょう補修工事等を行う予定でありますが、年度内に完了しない見込みであるため繰越しをお願いするものでございます。繰越額は6,400万円でございます。なお、繰越箇所の完了予定は令和3年12月でございます。中段の表で、予定箇所の見直しについてご説明いたします。左の表は当初予算時にご説明した予定箇所で、このうち愛宕橋がNTTの移設費用が不要となり、また松原町1号線がJR九州への施工委託費の減額が生じております。この減額になった交付金の有効活用を図るため、右の表のとおり5か所の橋を追加することとし、当初から予定している五平太高架橋を含め下線でお示しした6つの橋の工事費の繰越しをお願いするものでございます。下段の表は参考に補正予算第18号で承認していただいた事業箇所を掲載しております。第18号補正分の1億1,400万円と合わせて1億7,800万円となります。  9ページは繰越箇所の位置図で、10ページから14ページまではそれぞれの位置図と写真を掲載しておりますのでご参照ください。  次に、資料15ページをご覧ください。【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費(総合事務所)でございます。市道江川町深堀町1号線においては老朽化した暗渠上部の陥没部分の復旧工事になりますが、入札不調により年度内に工事が完了しないことや、市道平山町平山台1号線道路舗装工事及び五平太高架橋橋りょう補修工事において9月の大雨などの災害復旧を優先させたことなどの事務のふくそうによる発注時期の遅れなどにより、事業が年度内に完了しない見込みのため繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は2,450万円で、令和3年9月に完了予定でございます。  資料16ページから18ページはそれぞれの繰越箇所の位置図でございます。  19ページをご覧ください。【単独】道路新設改良事業費、くらしの道整備事業費でございますが、東総合事務所と南総合事務所の工事費において地元との協議に不測の日数を要し、事業が年度内に完了しない見込みであるため、繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は1,260万8,000円で、令和3年12月に完了予定でございます。  資料20ページから22ページは繰越箇所の位置図と写真を掲載しています。  次に、資料23ページをご覧ください。【単独】道路新設改良事業費、合併地区道路等整備事業費(総合事務所)でございます。蚊焼町川原町1号線においては地権者2名との用地・建物移転補償に不測の日数を要し、建物移転や用地取得及び工事などが年度内に完了しない見込みであることや、蚊焼町1号線においては地権者1名との用地・補償手続に不測の日数を要し、用地取得及び工事などが年度内に完了しない見込みであること、また、為石町24号線においては隣接者との用地境界確定に不測の日数を要し、用地取得が年度内に完了しない見込みであるため、繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は3,893万9,000円で、蚊焼町川原町1号線及び蚊焼町1号線は令和3年8月に、為石町24号線は7月に完了予定でございます。  24ページから26ページは、それぞれの繰越箇所の位置図と写真を掲載しておりますのでご参照ください。  27ページをご覧ください。【単独】道路リフレッシュ事業費、合併7地区でございます。晴海台町34号線においては9月の大雨などの災害復旧を優先させたことなどの事務のふくそうによる発注時期の遅れにより、事業が年度内に完了しない見込みのため繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は737万7,000円で、令和3年8月に完了予定でございます。  資料28ページは繰越箇所の位置図と写真でございます。  資料29ページをご覧ください。【単独】自然災害防止事業費、道路でございます。伊王島町41号線、川原町32号線及び高島町3号線においては9月の大雨などの災害復旧を優先させたことなどの事務のふくそうによる発注時期の遅れにより、事業が年度内に完了しない見込みのため繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は2,900万円で、完了予定については伊王島町41号線については令和3年4月、川原町32号線及び高島町3号線については、令和3年8月に完了予定でございます。  資料30ページから32ページは、それぞれの繰越箇所の位置図でございます。  次に、資料33ページをご覧ください。【単独】交通安全施設整備事業費、交通安全施設でございます。川原町20号線及び香焼町4号線において、9月の大雨などの災害復旧を優先させたことなどの事務のふくそうによる発注時期の遅れなどにより、事業が年度内に完了しない見込みのため繰越をお願いするものでございます。なお、繰越額は500万円で、令和3年8月に完了予定でございます。  資料34ページは、それぞれの繰越箇所の位置図でございます。  次に、35ページをご覧ください。【単独】交通安全施設整備事業費、園児等移動経路緊急安全対策でございます。磯道町柳田町線、末石町1号線、平山町平山台1号線及び椿が丘町1号線においては、9月の大雨などの災害復旧を優先させたことなどの事務のふくそうによる発注時期の遅れなどにより、事業が年度内に完了しない見込みのため繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は1,400万円で、令和3年8月に完了予定でございます。  資料36ページから38ページは、それぞれの繰越箇所の位置図でございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 68 ◯永尾春文委員長 質疑に入ります前に、時間のほうがあと10分ぐらいなんですね、お昼まで。もしよろしければ、一旦暫時休憩入りまして、13時再開ということでよろしいでしょうか。  暫時休憩します。           =休憩 午前11時46分=           =再開 午後0時57分= 69 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。
     第8款土木費第2項道路橋りょう費の質疑に入ります。 70 ◯東 竜也委員 私からは1点質問なんですけれども、清水町白鳥町1号線なんですけど、事業期間が平成23年度から令和7年度で全体の進捗率が令和2年3月末で58%ということなんですけれども、一番難しいところが用地の取得ではないかと思うんですが、その用地の取得だけの進捗率というのは分かりますか。教えてください。 71 ◯平野土木建設課長 清水町白鳥町1号線の用地の進捗率ということですけど、用地が全体で4,014平米の取得計画であります。その中で今現在終わっているのが1,792平米、44.6%が今終わっている状況でございます。  以上です。 72 ◯東 竜也委員 44.6%ということで、用地の取得ができれば、後はスムーズに行くのではないかと思うんですが、例えばこの道路が令和7年に完成したとして、今既存のスイミングクラブのほうの道路あるじゃないですか。あちらのほうの道路はどうなるんですかね。今、対面通行になっているかと思うんですけど、一方通行になるのか。そこはもう通らなくなるのかをお聞かせください。 73 ◯平野土木建設課長 現在の市道、バス通りの今後の通行形態と思いますが、そこにつきましては、この清水町白鳥町1号線、これが完了した場合に私どもも警察とか地元の皆様に今お話ししているところがあります。新しい道路ができた場合にそこをじゃどうするのか。バス通りを移設するのか、路線を変えるのか、もしくは一方通行にするのか。そういったところで、今回ここが、今、西町踏切、あそこのところの交差点が結構通行しにくいといいますか、危険な箇所でありますので、そのところは、今相談しながら検討をやっているところです。そこに対して、今度交通解析といいますか、ここに新しい道路ができた場合、どういう車の流れになるかとか、そういうところもこの事業の中でやろうとしていますので、そこら辺りを含めて今後検討していきたいと考えています。  以上です。 74 ◯東 竜也委員 ありがとうございます。先ほど出た踏切のところ、私も北部に住んでいるのでよくあそこ通るんですけど、夕方すごい渋滞になるんですよね。たまに高齢者の方なんですけど、踏切の上で立ち往生してしまって、もう前が詰まっているものですから、立ち往生して見ているほうが冷や冷やする。車に乗っている方が冷や冷やするんで、そういうのもあって新しい道路を造るのだろうと思うんですけれども、できるだけ早くしていただきたい、取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。 75 ◯梅原和喜委員 総合事務所から出されている資料の17ページの中で、江川町深堀線という道路が、令和3年9月まで延長しますということで、この道路は近くに造船会社とか、船舶の塗装をつかさどるものづくり産業が集積しているんですけれども、今回令和3年9月でこの工事が終わった後に、地元からは、ここは大型バスも通るし、先ほど申し上げましたように大型トレーラー、鉄骨を積んだトレーラーも動きますし、相当道路にダメージを受けていると思うんですけれども、この令和3年9月に終わった後のリフレッシュ工事の計画等々あれば、お聞かせいただきたいと思います。 76 ◯宮崎南総合事務所地域整備課長 この工事につきましては、現在横断橋のコルゲートパイプが入っている暗渠になっております。このコルゲートパイプが劣化をしていまして、陥没等もしておりました。現在仮設で鉄板を敷いて、仮設で通している状況です。この工事につきましては、もうボックスカルバートの暗渠に替える工事をやりたいということで、今回繰越しをお願いしている分なんですけれども、実際委員言われるとおり、江川橋から先についてが、舗装自体がかなり割れている箇所も見受けられます。この分につきましては、舗装の関係なんかも利用しながら、危ない箇所、割れている箇所については、順次、年次計画もしながら、舗装のやり替えをやっていきたいと思っています。ここについて、大型のトラック等も通り、バス通りにもなっていますんで、基本的には夜間の工事で施工したいということで考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。 77 ◯梅原和喜委員 よろしくお願いします。先ほど申し上げましたように、これはものづくり産業の、やはり長崎市の経済の活性化にもつながる1つの道路だと思いますので、年次計画をしっかり立てて、リフレッシュ工事を進めていただきたいと思います。  それから、28ページの晴海台のリフレッシュ事業費につきまして、質問させていただきます。晴海台小学校ができたのが昭和61年の頃ですから、その以前からこの団地は開発されていると思うんですけれども、この黄色い表示がされている令和3年度以降施工予定箇所、相当な道路の数っていうか、相当な予算と年数がかかると思うんですけれども、今のところどのくらいの予算で、どのくらい事業がかかるのか。おおよそで結構ですから、その辺りの見通しをお聞かせください。 78 ◯宮崎南総合事務所地域整備課長 晴海台につきましては、今委員言われたとおり、昭和61年ぐらいに開発された団地でありまして、全面的に舗装が悪い状況になっております。この部分につきましては、令和元年度以前からも舗装をやり替えをしていっている状況です。この赤い部分というのが、今年度、令和2年度の工事を考えていまして、晴海台町16号線につきましては、舗装がもう今完了している箇所になります。今回この晴海台町34号線につきまして繰越しをお願いして、整備をするようにしております。この黄色の箇所につきましては、かなり路線延長が長いものですから、ここについてどのくらい予算をとってというのは、計算して出していないんですけれども、引き続き年次計画で改修をしていきたいということで考えております。  以上です。 79 ◯梅原和喜委員 分かりました。先ほど申し上げましたように、この晴海台の団地が開発されたのが、もう40年、50年近くたっているんですね。その頃の舗装の技術、舗装の材料含めて、ここは西日が長く当たって、日照時間が多いところなんですね。特に夏場の日差しが強いところなので、今後舗装をするときには、最近の熱に強いアスファルトもあるでしょうから、その辺りの建築材料も含めて、経年劣化を防げるような工事をしていただきたいと思います。  それから、全体的に言えることなんですけれども、この繰越理由のところで、事務のふくそうによる発注の遅れだったりとか、地元の協議が不測の事態が生じたっていうことで記載をされているんですけれども、地元の協議の不測というと、やはり今回新型コロナウイルス感染症で地元の皆さんとひざを突き合わせていろんな説明会がなされてなかったのかなと、私予想するんですけれども、その辺りは事務のふくそうによる遅れ、それから地元との不測の事態、どういったことが例として挙げられるのか、その辺りをお聞かせいただきたいと思います。 80 ◯宮崎南総合事務所地域整備課長 今回、南総合事務所のほうで繰越しを、事業自体を多く上げさせていただいております。この分につきましては、7月の大雨、9月の台風と大雨につきまして、南地区につきましては400件を超える災害が起こっております。災害を優先させたことによりまして、通常業務、南総合事務所にしては10事業ぐらいの今回繰越しをお願いしている状況になっています。繰越し部分につきましては、当然早急に発注をさせていただいてやっていきたいと思っているんですけれども、令和3年度事業も今回当初で上げさせていただいておりますので、その分につきましては、繰越しの部分を早急に発注した後、当初の分についても今後ふくそうして、令和3年度も災害が発生もしていきますので、仕事のやり方とか、そういう進め方について再度検討しながら、仕事について進めさせていただければということで考えております。  以上です。 81 ◯梅原和喜委員 組織改正で中央総合事務所、南総合事務所できてから数年たつわけですけれども、今も地元の期待が高うございますので、事務のふくそう、特に個人に大きな負担がかからないように、総合事務所、例えば中央総合事務所それぞれマンパワーを補完し合って、遅れがないような進捗状況に努力していただきたいと思います。  以上です。 82 ◯毎熊政直委員 まず、中川鳴滝3号線。平成12年から着手して、完成予定が令和7年ということで、ただ進捗率は令和2年で42%。まだ、半分も行っていませんよという中で、今回内示減により、当初予算からすれば約半分ぐらいに補正後はなると。しかし、これ中身を見てみれば、額は減ったけど、工事の長さは40メートル減りましたけど、用地取得が約倍以上、工作物件の補償が3件と、おのおの当初より増えているわけですよね、金額は半分ぐらいになって。だからこういうやり方で早く進めていこうという取組をすれば、これだけ平成12年から今まで約二十数年かかって、42%しか進んでいない。そうすると、あと4年間で、令和7年までで残りの58%進むわけがないとみんな判断するわけですよね。そうすると、やはり道路は、地域の人たちは開通して初めて財産になるんだから、いかにこれを急いで完成させると、それで地域に、そこに住む人も、そこに家を建てたいとか、もともとあったところに家を建てたいとか、道路ができたばっかりに非常に価値が上がるわけさ。そうすると、急いでやらんばいかんわけ。特に斜面地長崎では。そういうきちんとした臨機応変な内示減があったけど、こうして今度やるよと、今度逆にほかの事業では内示は減ったけど、逆に3次補正で、前より当初の計画より金額が増えたというところもあるから、それはあなたたちは、令和3年の9月とか12月までに完成させますよと、ここには示しているけど、これは絶対決めたことはその時期までに完成させるという意気込みで全体がやらんと、ずっとずるずる延びて、みんなそれぞれ令和7年度、令和5年度完成ってなっているけど、また工期の延長、完成時期の繰り延ばしとか、それじゃ、結局何のために、あなたたちの仕事のためにやっているんじゃないんですよ。市民が使えるような道路を早く造るというのが目的だから、そこら辺をちゃんとそういう意思統一して仕事に取り組んでおられるか。そこら辺聞かせて。 83 ◯平野土木建設課長 今、毎熊委員言われましたように、この中川鳴滝3号線でございますが、平成12年度から事業を始めております。その中でやはりもう二十数年たった中で、まだ42%ということでございますけれども、当然地元にはこの工事の事業の目的として、やはり住宅促進をしながら沿線に移り住んでいただきたい。そういう中で道路も完成させまして、交通の利便性を向上していく、混雑の緩和を図るということで、私ども事業に取り組んできております。  ただ、どうしてもその中で予算的な問題もございますが、地権者との交渉等もしながらやってきて、まだ今の時点で、二十数年たってもまだ半分じゃないかというところでございますけれども、どうしてもなかなか合意に至らないところ等も発生してきておりますので、そこのところは鋭意努力しながら、理解していただくよう権利者と話しながら進めてきているところでございます。  また、令和7年度までにという、今事業期間の計画を上げさせていただいています。当然あと50%終わっていないのに、あと5年程度で終わるのかというところでございますが、ここまで二十数年たってもこれだけしか進んでいないということを考えれば、正直厳しいものもあるとは思っています。まずは、今重点的に取り組んでいますのが、この1工区をまず完成させるということ、次に3工区を完成させると、片淵中学校のほうに抜けるのを完成させる。また、国道のほうに抜けるのを完成させる。幾らかでも地元の交通の利便性、安全性を向上させて、その後2工区に入っていこうということで、我々今取り組んでおります。  ただ、事業期間に関しましては、本当地元の方にも大変ご迷惑をかけていると思います。最初の約束からどんどん延びている状況でございますので、ただ、そこにつきましては、言い訳でしかございませんが、精いっぱい取り組んでいく努力をしてまいりますというところしか、申し訳ございません。言えません。 84 ◯毎熊政直委員 努力するいうのは、一定理解するけど、やはりその努力は結果に出なければ意味がないわけで、それも長崎市の人口減少対策とか、例えば中学校の統廃合計画でも、この道路ができてきとったら、この片淵中学校を廃校せんでもいいような話も出ていた可能性も大きいわけじゃないですか。30年かかってこれだけしか進んでないと。そうすると、やはりその都度用地買収の用地交渉のやり方とか、そういうのも日々研究して、その進捗率を、市民ニーズがどこにあるかということを、皆さんが全部そのノウハウを高めてもらわんば、ずっと先輩たちも遅れてきとうけん、私たちも遅れてよかさて、どこでもそれじゃ軌道修正できんたい。ずっと同じような考え方でやっていって、遅れたら、これ地権者がいろいろ言うもんねと、それでもう1回行ったら、もう半年ばかり行くまい、あそこの地権者やかましかし行かんて。逆にそれが逆鱗に触れるとか、いろんな話ある。地権者のほうからも聞くからね。だから、みんなで研究せんばいかんと思う。用地は用地だけに任せとく、事業部は知らんとかいうことがないように、ある意味用地なんか専門家をつくらんばさ。もう自分たちができんと思うなら、不動産業者に委託すれば、委託料決めて。それぐらいの抜本的なことをやらんば、要するに、今もう新型コロナウイルス感染症で国の財政が厳しくなって、この社会資本整備総合交付金だって減ってきたとき、長崎に道路ができんようになってしまう。今まで着工していても途中から歩く分だけの歩道にもう変えざるを得ないとかいう事態が起きたら、今まで何でそのまだ金が国から出る時期に完成させとかなかったのかという大きな反省をするようになったら大変なことたい。ますます長崎の人口減に拍車がかかるさ。こういう斜面地に人が住まなければ、良好な住宅環境を作るためには道がなければ、今から生活できんとやからさ。やはりそういう長崎市の今後のまちづくりに全部自分たちは関わっているんだと、自分たちの肩にかかっているんだという思いで、毎年毎年その事業費をきちんと消化して、事業を進捗してもらわんと、今のようにしよったら本当、ずっともう私がここにいる間、進まんでもよかと。言い訳ばっかしとけばよかもんなという雰囲気が流れてしまったら、大変なことになるけんさ。  そして、ほかにも全部これ見れば、確かに今度2月補正で内示が減でも国の3次補正で事業費としては増えている分があるけん。それで、これを絶対決めた月まで、もう今まで1年間当初予算で上げてきとっとやっけん、ならそうすれば絶対これをやり上げるという気概で取り組んでもらわないと、また決算ぐらいでは繰越しの繰越し、不用額とかなんとかならんように、ぜひやってもらいたいと思うんだけど、松浦部長は、そこら辺をどういう取組で部下を指導していくんですか。 85 ◯松浦土木部長 ご指摘のとおり、道路事業については非常に当初の計画からすると長引いているというのが実情でございますが、先ほどの中川鳴滝線にしましても、課長が少し申し上げましたけれども、一定工区を分けて、1工区、3工区を先にやろうと、工区ごとに分けることで、そこの事業が完了すれば一定の効果が出てきますので、そういった形で地元にも効果を感じていただくということが、今度次の事業のステップにもつながると思いますので、そういった形で事業をして、開放して、次の事業につなげるといった形で、一定目標を持って、長い路線ではありますけれども、目標を持ってやっていくというのが大事だろうと思います。予算についても、3次補正で一定増額の補正がついておりますので、こういったものをしっかり使い切るといいますか、与えられた予算をまた今後どうなるか分かりませんので、やはり予算がついたときにはしっかり事業を目標を持ってやるということを、しっかり肝に銘じて目標に向かって、今予定をされている工期を達成できるように、今後努力してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 86 ◯毎熊政直委員 ぜひ、この事業部の中にそういう雰囲気というのが広がるように、みんなが同じ目標を持って仕事に取り組んでいただくように要望しておきます。これ32ページを見ても、もう30年、40年近くかかっている路線もあるたい、これ。こんがんかかりよったってさ、結局社会インフラにならんやかね。道路が完成せんことには。だから、早期完成させるのが目的だということで、ぜひそれぞれの事業に取り組んでいただくよう要望しておきます。  それと、総合事務所の資料の6ページ、これも自治会要望生活道路の年度別対応状況ということで、ここに記載されておりますが、非常に各総合事務所によって実施率に開きがある。悪かところはずっと悪か。東総合事務所は一番ずっと悪か。何でこんな開きが出るんですか。あまりにもひどい差じゃないですか。ある程度、仕事も平準化で発注するようにしているのに何でこういうふうに自治会要望に対して実施率がこんなに差がつくんですか、教えてください。 87 ◯中野東総合事務所地域整備課長 各総合事務所で実施率の差があるということですが、それぞれ各総合事務所自治会対応について、合併したところ等々やり方が違うと思いますが、東総合事務所管内ではまとまりがあった自治会ということで、いろんな意味で施設整備に関して自治会からお気づきの点とかいただいているところです。そういった中で、自治会のほうからお気づきの点というか、要望の部分がかなりほかのところに比べて管理している道路の延長に比べて東総合事務所では、要望数が多くなっているということがございます。そういった点もございまして、対策として現場事務所の活用とか、例えば工事費用で対応したりとかいうことで改善はしてきているんですが、実際このような状況になっております。また改めていろんな対策を考えながら対応については考えていきたいと考えております。  以上です。 88 ◯毎熊政直委員 課長はそう言うけれども、この表を見ると令和3年度1月末現在で東部事務所は要望数201、南総合事務所は264、北総合事務所は212、一番要望も少なかたい。要望のほかに、よそより道路延長に比べて要望が多いと言うけれども、要望数はこのデータを見れば少なかたいね。実施率が一番悪いと。非常にこれだけ差がつけば、あなたたちは行政サテライト機能再編成のときは各総合事務所の所長は5,000万円までの許容範囲の財源を与えて、そこで自己の判断で地域の仕事をやれるシステムをつくるというようなことだったけれども、実際こうして見れば、各総合事務所でばらつきが出てきているけれども、そこら辺の調整とかいうものは実際全部の総合事務所で協議はやっていないの。 89 ◯森尾中央総合事務所理事 自治会要望に関する予算の配分のお話でございます。この6ページの表をご覧いただければ、まず平成28年、平成29年というのは、まだこれは行政サテライトになる以前のデータが含まれています。その中では、やはり中央総合事務所と東総合事務所が同じような体制で整備をされていたので、例えば平成28年の中央総合事務所が45.6%。東総合事務所が40.8%ということで、中央部は低い値で、あと外の合併地区のほうに生活道路のほうを回していたというのはまず事実であります。それから平成29年から平成30年にかけてが総合事務所に移行した後に東総合事務所の実施率が明確に出てきました。その中で平成29年から平成30年にかけては、東総合事務所は1,000万円予算を上げて、それで対応してきています。それで平成30年から平成31年にかけては、今のところ50%から63%ということで、私たちが今目標値としているのは70%を全部の総合事務所で達成していこうということで予算の割り振りを考えておりますので、まだまだ足りませんけれども、70%を目指して今年度6月まで繰り越させてもらいますけれども、その中で達成していきたいと思っております。特に実施率というのが私たちも一番なところで、これについては、各総合事務所ごとの隔たりをできるだけなくすようなことで予算の配分をしていくことで、これまでも進めてきましたけれども、どうしても緊急対応が出てきたときに、そちらに予算を回さないといけないということで、自治会要望にかかる部分がその分で少し減ってくるとか、そういうことが各年度を見たらどうしても出てきますので、そういうことが今後もないように4月から6月に最終のお金を使えるように当初予算を回すようにしていますので、そのときに一番最初に自治会要望のをまず使ってしまって実施率を上げていくということで全ての総合事務所を7割以上というのを目指してやっていきたいと思っています。  以上です。 90 ◯毎熊政直委員 ぜひそういうふうにして、やはり各総合事務所同じような達成率でやっていく、合わせていく、低いほうに合わすんじゃなくて高いほうに合わせていく。そこはお願いします。そうしないと、やはりこういう自治会要望とか市民ニーズが多いところが一番応えてやらなければならない行政サービスの大きな1丁目1番地と思うからそういうふうな対応をぜひ、全総合事務所で話をしながらいろんな対応のやり方を研究していただきたいと思います。そして東総合事務所は、確かに言ってみれば多分仕事がしにくかあそこは。あれだけのスペースに地域福祉課も入っている、東長崎土地区画整理事務所も入っている、そして地域整備課も上に入っていると。あんな仕事のやりにくい総合事務所はないと思う。よそのところはもともと役場やったから立派なものですよ。ところが東総合事務所はあまりにもひど過ぎる。そういうところでやはり仕事もしにくいところもあろうかと思うけれども、それはまた別なところで訴えて何とか職場環境づくりを変えていかなければならないと思っているけれども、今すぐは致し方ないけれども、ぜひこの実施率、東総合事務所も上げていただくように強く要望しておきます。  以上です。 91 ◯奥村修計委員 今の関連でございますけれども、実施率は分かってきていますけれども、予算の組み方がどうなのかということをお尋ねしますけれども。中央総合事務所から東総合事務所、北総合事務所までありますけれども、この予算のつけ方が中央総合事務所も多いときが3億2,600万円ですか、東総合事務所は少ないんですね、6,100万円って。よそは皆1億円を超しているんですが、この予算のつけ方をどういうことかお尋ねしたいのですが。 92 ◯菊川地域整備1課長 まず、行政サテライトの前に土木維持課とかいうときに修繕対応自治会要望の修繕をずっとやっていました。そのときに中央総合事務所、東総合事務所、南総合事務所、北総合事務所管内の過去3年間の修繕の予算を平均しまして、割合を出して、それで中央総合事務所は48%、東総合事務所が12%、南総合事務所が20%、北総合事務所が20%程度ということで、全体をそれで割り込んで配分したということでございます。  以上でございます。 93 ◯奥村修計委員 そうしましたら行政サテライト後もやはり東総合事務所のほうは予算が低いですね。だから結局実施率も上がらないのは、予算が足らないからじゃないですかね。今回は計算では1,600万円ぐらい残っていますけれども、だからサテライト前のことと、それと逆に言ったら実施率が上がらないということは、仕事量が多いわけですから、予算が少ないから上がらないんじゃないかなという考え方も浮かんでくるんじゃないかと思うんですけれども、その辺は予算は全部結構ついていますよね、5ページを見れば分かるんですけれども。この区分け、東総合事務所だけは6,100万円ですか。そして中央総合事務所は大きいですけれども、南総合事務所では1億2,400万円、北総合事務所では1億円という格好で、東総合事務所だけが何で6,000万円台なのかなという、だから仕事実施率も低いのは、そういう金額がないけんで足らないから実施率が低いんじゃないかなというふうにも考えられますけれども、いかがでしょうか。 94 ◯森尾中央総合事務所理事 委員ご指摘のとおり、修繕費が多いと修繕ができて実施率が上がっていくというのはそのとおりだと思います。しかしながら、この生活道路環境改善費の中には自治会要望だけではなくて、緊急の作業とか、様々なものが含まれています。ですから、私たちが今基準としているのは生活道路の改善の要望にどれぐらい回せるかという視点で予算の組み方というのを決めているところです。その中で先ほど東総合事務所のお話が出てきましたけれども、当初平成29年に3割ぐらいしかできてなかったというのは、私たちも出てきたときにちょっとびっくりした数字でした。それを受けて、全体的な予算の見直しと、トータル的にお金を積んでいただきましたので、その中でお金を融通していくということで3割ぐらいが5割、6割ぐらいまで回復しているという状況です。これはまだまだ今後も様子を見ながら、特に緊急修繕などで急激にお金を使う場合があったときに自治会要望の実施率が下がってくるというのは、どうしても出てきていますので、先ほどの繰り返しになりますけれども、4月から6月に生活道路の要望を今回対応するようにしましたので、当初予算の中で早め早めに対応できますので、実施率は上げられていくんだろうと私たちは思っています。ですから、できるだけ皆さん平準化して対応ができるような体制を考えていきたいと思っております。  以上です。 95 ◯奥村修計委員 予算のつけ方、結局要望をすると、見合わせて平準を出しておられるんですけれども、やはり今は東部も南部もそんなに変わらないぐらい要望があるじゃないですか。それが5ページの予算では、全然違うというのがどうしても腑に落ちないんですね。それが今おっしゃったような緊急のときに使うんだということは分かりますけれども、これはどこも一緒だと思うんですけどね。だからそういうことを今言われてもなかなか、ああ、そうですかと言えないところもあるんです。もっとはっきりした形で納得できるような答弁であれば、これからももっと東部が残っていますので予算をつけていただきたいというふうに思うんですけどね。令和元年でも要望数は東総合事務所は230件ありました。南総合事務所は282件とわずかしか違わんですね。北総合事務所は202件しかないということになれば、北総合事務所よりも予算が少ないですよね。ということは、それで予算を上げても東総合事務所のほうは人材が足らないのか知りませんけれども、仕事量が測りきれないのか、そういうふうにも見えるわけですよ。だから予算がないから仕事をしないということになれば、実施率も現在でも47%しかいっていないということになりますね。この辺ももう1回見直しされて、東部地区の現状はどうあるかということも考え直していただきたいというのは、我々も常に自治会要望を出すんですけれども、はっきり言いまして半分ぐらいしかできません。そういうことを言われると、いや、緊急の場所をしましたからと、こう言われたって、そうしたら緊急であれば予算は逆に上げていただかないと。東部に割り当てた予算だけ減るんじゃなくて、やはり問題は緊急で対応するときは、予算を逆につけていただかないといけないんじゃないかと思うんですよ。結果的に出ていますけれども、これをやはりもう1回見直していただいて、やはり各総合事務所が順調にこの地域整備ができるような形を私は考えていただきたいと思います。結果は出ていますけれども、この結果を軸にしてもう一度よく見直していただいて、各総合事務所が本当に順調に住民の要望に応える体制を整えていただければというふうに要望しておきますので、ぜひお願いしておきます。 96 ◯森尾中央総合事務所理事 ここの生活道路の環境改善費、特に総合事務所分につきましては、例えば中央総合事務所は今3億2,800万円ということで、トータルのお金はこれだけ用意されているんですが、実際施設の修繕料といったら1億6,600万円です。これは次回、来年度の当初予算のときにお話をさせていただきますが、様々な維持管理費用が別途かかるものですから、その分は各総合事務所ごとに別にこの予算の中から支出してて、施設の修繕料というのは、またその中から例えば中央総合事務所であれば1億6,600万円、東総合事務所であれば4,500万円、南総合事務所であれば7,300万円、北総合事務所も7,200万円と修繕費のみについては、そういうふうな割り振りをされています。ですから、中央のほうが極端に多く見えていますけれども、それはいろんな事業を生活道路環境改善費の中から支出しているので、そういうふうな予算計上の仕方になっております。ただ、委員言われたとおり、私たちはやはり要望件数と実施件数かなと思っています。ですから、実施率を何とか上げていくというところを、まずはそれから進めていく。実施率が下がっている要因を調べるのと、実施率を上げるために本当にお金が必要であれば、そのあたりは皆さんでまたもう1回話をして予算の割り振りを変えていくというのは、今後もいろいろな案を検証しながら検討していく必要があるんだろうなと思っています。  以上です。 97 ◯奥村修計委員 実施率が上がらないというのは、やはり人員も足らないんじゃないですか。今回も47%でしょう。実施率を合わせようということになれば、やはり実施率を上げようとするならば、よそはみんな60%以上に上がっているわけですから、人材が東総合事務所は足らないんじゃないですかね。そうしないと今、私が見た感じは東総合事務所は一生懸命頑張っていますよ。本当に課長も毎日現場に行っていますから。ただ今言うように実施率を上げようとすると予算が少なかったら上がらんのじゃないですか。今おっしゃったけれども、東総合事務所が一番少なかったですね、四千何百万円で、結局6,000万円ですね。こういうところに私は今おっしゃったような問題がやはり実施率を上げようとすれば、それだけお金がかかりますよ。だからその問題が予算をつけていただかなければやはり働く人たち、東総合事務所の人たち、職員の人がかわいそうじゃないですか。いつも今さっき言いました実施率が47%まで上がったと言いますけれども、よそは60%以上に上がっているわけじゃないですか。予算のつけ方もそうじゃないですか。ですからその辺をよく見ていただいて人材の問題も足らないところがあったら補給していただいて、やはり実施率を上げるというのを目標と言われましたので、ぜひ47%を来年度は60%に上がるように十分に検討してください。今言われた内容はよく分かりますので、ぜひこのことだけは強く要望して意見としておきます。 98 ◯森尾中央総合事務所理事 実施率の向上については、私たちも大きな課題だと思っています。ご提案の人の問題なのか、あるいは修繕の仕方の問題なのか、いろんな課題があると思いますので、まずはそれを抽出して、どういうような形でいけばみんなの総合事務所が実施率が上がっていくかというのをまずは検討していきたいと思います。  以上です。 99 ◯吉原 孝委員 先ほど毎熊委員からお話があった中川鳴滝3号線について、関連でお尋ねをしたいと思います。この予定を見ますと、特に1年間で1%、令和2年3月から令和3年3月まで1%しか進捗していないと、非常に残念ですよね。これを見ますと、この工事は1工区から3工区までなっていまして、私、当初この事業を始められたときに、これは非常に面白い事業だなと思いました。というのが、当時県立女子短大が移転をするということで、その代替じゃないけれども、その跡地に単位制高校としての鳴滝高校ができるということで、その折、道路拡幅の計画もありましたし、それからまた奥のほうにはシーボルト記念館がありますよね。それと鳴滝塾の後の問題もあって、これは奥村委員がこれまでよく質問されておったんですが、シーボルト宅の旧宅をそこに造ることによって、シーボルト記念館と併せて土地の活用ができるということで観光施設として長崎の1つの目玉になるんじゃないかということで、そういうことがあって、私はこの道路が完成することによって、特に1工区が完成することによって、このあたり一帯が活性化するし、また交通事情も大分変わってくるんじゃないかなという期待を持っておりました。ところが、電車通りの入り口で立派な建物があって、これは長い間、用地交渉を多分いろいろ交渉されたと思うんですけれども、かなり長い間そのままだった。やっと現在、赤くなったということは解決を見たということだと思うんですけれども、ただ、計画の途中に計画中の土地の中に八百屋ができたりして、新たな八百屋が新築して、そこがまたしばらく用地交渉に時間がかかるとか、何かいろいろ問題があって現在の状況になっていると思うんですが、私は、先ほど申し上げましたように第1工区をやはり早く完成をさせることは、私は将来、第2工区、第3工区にわたっても、事業が進んでいく可能性があると思うんです。だから、1工区を早くやるべきじゃないかなと思います。ただ、これを見ますと、鳴滝高校の運動場の周りのブルーもですけれども、黄色もあるということ、ちょっとこれおかしいと私は思うんですよね。というのは、県立短大から鳴滝高校に変わるときに、ここに運動場のフェンスを作ったんですよ。中のほうにフェンスをポールを立てているんですよね。これは、たしかこの道路拡幅のために一応引いて、そこにフェンスを作ったという、私はそういう認識を持っておったんですが現在の計画では、フェンスはそのまま引っ込んだところに立って、そしてこれまでの校庭、学校の敷地に合わせて、それからここは10メートルですか、反対側の家屋の用地交渉が入っているような、そういう格好になっていると思うんですが、この辺、私らも前から事情を知っている人間にはちょっと理解できないところがあるんですよね。その点をまず1つお尋ねをしたいということと、それから鳴滝高校の正門から赤いところまでの間は、結構正門に向かって右側もかなり早くから用地交渉が進んで、それなりの建物が建っていますよね。だから本当はここに当初は道路計画と同じように歩道と車道をちゃんと造ってこういう形になりますよというのをまだしていないんですよ。私は最近行かんので分からんので言っとるんですけどね。だからこういうことはきちっとやっとかんといつまでも、地元の人たちはこれはいつになるか分からん、いつでもよかたいというような感じになっているんじゃないかという気がするんですよね。それじゃいかんので、やはりこれは今日の説明でも、上のほうの3工区のほうの用地交渉についても予定があってもというふうに思うんですが、私はむしろ1工区に絞って、早く完成させる努力をするということが大事だと思うんですが。お尋ねしたいのは、今言った鳴滝高校の運動場敷地の問題と、それから今後、令和3年度以降に1工区の完成の予定はどうなっているのか、お尋ねしたい。 100 ◯平野土木建設課長 今、吉原委員から言われました鳴滝高校の前のところに黄色がついているというところでございますが、ここは表面上工事が完成しているところでございます。ただ、その下に暗渠が通っておりまして、その暗渠の補修が幾らか残っているものですから、その部分を今後やっていくということでございます。それでこの黄色で着色させていただいております。  それから1工区の赤のついているところでございますが、ここのところ今年度も工事をやっております。この内示減で国道側が延長が45メートルほど減しておりますが、この分につきましては、来年度、今後の当初予算の計上を行っているところです。  もう1か所、この赤のところからちょっと上のところに、あと1件交渉できない、まだ契約できない部分があります。そこにつきましては複数名の権利者がいらっしゃいますので、その中で1人か2人、なかなか賛成できていただいていないと。そこにつきましては、今鋭意努力して契約できないかと取り組んでおりますので、ただ、来年度には契約してここの工事が終われば1工区がほぼ完成しますので、そこについては取り組んでいきたいと思っております。  以上でございます。 101 ◯吉原 孝委員 暗渠は運動場寄りにあるんですよね。この地図では、青くなっているところが暗渠なんですよ。黄色いところが道路なんですよ。だからこれを見て、新たに黄色のところは用地交渉をして、これから買収しているのかなという理解をしたんですよ。暗渠があることは知っていましたよ。運動場寄りに沿って、学校の運動場から川が出ていますけれども、運動場寄りに暗渠があるんですよ。これ間違っているよね。だからこういうことでは困るんですよね。私はそういう意味で誤解を受けた。それともう1つ、運動場のフェンスが暗渠から引いて立ってあるんです、5メートルぐらい。このあたりは本来であれば、私は道路になるための施設になっておったのかなというのが1つと、それから運動場の奥に立派な駐車場ができておったんですよ。多分バスが2台ぐらい止めるぐらいの駐車場があったんですよ。それが今、どうなっているのか、多分分かりませんけれども。これは何度も申し上げるように、ここは中川鳴滝3号線が出来上がって、それで今言ったように鳴滝塾、シーボルト記念館が活用できて、観光客が来る。そうしたら大型バスが入ってくる。だからそれに向けて、早めに県が県立女子短大から鳴滝高校に移転するときに、駐車場用地として確保して整備をしておったということだと思うんですよね。それがもう20年近くそのままでしょう。だから何度も言うように、早くこの1工区をやらんですか。それが非常に大事だと思います。今、市も、これは次の予算の話ですけれども、ドイツに市の職員を派遣して鳴滝塾の模型をつくるとか、図面をつくるとかいろいろやろうとしていますけれども、早くそうなった場合には、鳴滝塾というのは、非常に文化的な価値が高いものだからシーボルト宅跡ということで長崎の1つの観光の目玉になると思うんですよね。そういう意味で、早くこれはやる必要があると思うんですけれども決意のほどを。 102 ◯松浦土木部長 ご指摘のとおり、長期間にわたって工事をやっているという状況は非常に問題があると思っております。先ほど課長が申し上げましたように、今年度の予算、それから来年度当初予算でも1工区の分は上げておりまして、そこでおおむね入り口の部分の改良が終わりますので、来年度に通行がスムーズになる部分が出てこようかと思います。用地もあと1工区は1件ですので、そこが完成しますと、1工区全体が一定スムーズな通行が可能になるということですので、しっかり1工区の早期完成に向けて努力をしてまいりたいと考えております。  以上です。 103 ◯吉原 孝委員 最初に申し上げたように電車通りに面したビルが非常に大きなバリアになっているんですよ。まずこれを早く撤去して、そして道路らしいものが、電車通りから鳴滝高校まで道路が車がすっと入れるような努力をしていただきたい。そうすることによって必要性が増すし、地元住民からもこれからもますます必要性が出てくると思いますので、そのあたりあと1件何か近くにあるということですが、それも早く、今年度中か来年度にできるということですので、早く解決して、道路の道筋を早くつくってください。もう何年になりますか。だから上のほうの片淵中学校の3工区は後回しでいいんですよ。それも計画を入れるのも大事ですけれども、後から2工区、3工区はできたんですからね。まず1工区をやって、それがしばらくいろいろやっている間に片淵中学校が出来上がって、じゃ、向こうからの車を入れて、そして道路を造って、人の流れをつくるんだということで2工区、3工区の計画が出来上がっていったと私はそういう認識を持っております。だからまずは、1工区を早くやることによって、城の古址とか、あちらからは人の流れもできるし、ひょっとしたら片淵中学校から城の古址を通って鳴滝高校に行く道路もちょっと角度が急ですけれども、その可能性も一時は私はあったと思うんですけれども可能性はゼロじゃないと思いますけれども。それは余分なことですけれども。とにかく1工区を早く工事をするということで要望しておきたいと思います。何かあればおっしゃってください。 104 ◯平野土木建設課長 今、吉原委員言われましたように、まず1工区を早期に来年度完成させて、国道から通行をスムーズにいくように完成させたいと思いますので、努力してまいりたいと思います。  以上でございます。 105 ◯中西敦信委員 1つは、新市庁舎の周辺の道路のことで、これは電線類の地中化とありますけれども、これは道路を広げることも併せて行われる中身になっているのかというのが1つと、今回繰り越すということで設計が今年の6月までの予定となっていますが、全体の事業計画の終わりの期間までに移ることはないのかというのが1つと、それと今回の補正で減となっていますが、道の尾駅前線が1,810万円減ということで、ただ、これもあと4年後ぐらいには完了するという目標というか事業期間の計画にはなっていますが、やはり減になったのは、道の尾駅前線の必要性というか、早く造っていただきたいなと思うんですけれども、そのあたり、国の内示減ですけれども、要はこの道路があまり必要じゃないと思われたわけではないと思うんですけれども、内示減に至った理由を示していただければと思います。 106 ◯谷口土木企画課長 それでは、土木部提出の委員会資料の11ページを見ていただきたいと思います。11ページの下段のほうに図面がついているかと思います。新市庁舎の周辺道路ということで勤労福祉会館側の興善町桜町1号線、それと松翁軒側の諏訪町桜町1号線、こちらのほうにつきましては、当然既存の道路を新市庁舎側のほうに道路のほうも拡幅したりとか、あるいは歩行者の通行空間を新市庁舎の敷地で確保するという計画になっておりまして、それを前提としまして、当然地中化の場合、管路を地中に埋設しますので、その埋設は車道のほうになるんですけれども、地上機器といいまして、地上に出てくる機器類なんですけれども、そういった部分が新市庁舎の中で確保する歩行空間、歩道部分のほうに設置をするという計画で道路計画と整合を図りながら地中化の設計を令和2年度やっているという状況でございます。令和3年度、当初予算に今度は整備工事費のほうを当初予算のほうに上げさせていただいているところでございます。  以上でございます。 107 ◯平野土木建設課長 今、質問されました道の尾駅前線につきましては、次の都市計画費の中なんですけれども、よろしいですか。 108 ◯谷口土木企画課長 先ほど中西委員のご質問で1点お答えしていなかった部分がありまして、完成時期というご質問があったかと思います。先ほど申しましたように、勤労福祉会館側の興善町桜町1号線、こちらのほうにつきましては、先ほど申しましたように令和3年度当初予算で、地中化の整備のほうを上げさせていただいております。同じく令和3年度予定しておりますのが、上下水道局の別館のところ、新しく整備をするところ、こちらのほうも令和3年度を予定しております。新市庁舎の南側といいますが、松翁軒側とこちらのほうも当初予算のときにまた詳しくご説明しますが、新市庁舎の建設に伴いまして、今現在、仮囲いが設置されておりまして、その仮囲いが撤去をされないと、そういった地中化の工事とか道路改良工事に入っていけないという関係がございまして、新市庁舎の仮囲いが令和4年11月頃まで仮囲いの状態があると。それが終わってから地中化、あるいは道路改良工事のほうに入っていくということでございますので、新市庁舎が完成するときには松翁軒側の道路のほうはまだ完成していないという状況になるかと思います。  それから別館横、最終的には拡幅する予定なんですけれども、これは新市庁舎が完成した後に別館の解体工事が行われますので、解体が終わった後に地中化のほうも取りかかるということになりますので、令和5年度以降ということで今予定をしております。  以上でございます。 109 ◯中西敦信委員 分かりました。つまるところ、新市庁舎周辺道路というのは、書いてある桜町3号線であるとか、興善町桜町1号線と、あと諏訪町桜町1号線、3つ合わせて新市庁舎周辺道路と言われているということで、事業費3億4,920万円で電線の地中化と道路の拡幅と全て盛り込まれているということで理解していいんですか。 110 ◯谷口土木企画課長 11ページの資料の3億4,920万円につきましては、この図面でいきますと、今設計をしております赤で着色をしている路線、こちらのほうで電線類の地中化を行うという事業費でございます。したがいまして、道路拡幅であったりとか、改良の部分につきましては、別途予算がかかっているということです。それと併せまして地中化はいたしませんが、電車通り、図面でいきますと出来大工町江戸町線と書かれている道路もあろうかと思いますけれども、こちらのほうは地中化の計画はございませんけれども、両サイド、バスベイを整備するような道路改良計画もございます。そういったところも含めて、新市庁舎の4辺といいますか、併せて新市庁舎周辺道路というふうに呼んでおります。  以上でございます。 111 ◯中西敦信委員 ということは、要は新市庁舎を建てて周辺の道路の整備は、それに伴ってもちろん必要になってくるんですが、要は電線の地中化と併せて周辺道路の整備も含めると道路建設にかかる事業費といったらどれぐらいになるのかというのは分かっておられるんでしょうか。 112 ◯出口地域整備2課長 周辺道路の工事に関しましては、中央総合事務所のほうで担当しております。全体事業費としましては周辺道路につきましては、6億1,900万円の工事総事業費となっております。  以上でございます。 113 ◯中西敦信委員 分かりました。ありがとうございます。  あと、もう1点、総合事務所のところの自治会要望に関して1点お尋ねしたいんですけれども、要は7ページのところに受付期間があって回答するということで、その時期が新年度からは8月末までにその年度に受け付けた分は返すとなっているんですが、要はその段階で自治会要望で採択できる部分は、実施予定の分はこれだけですよという採択の返事がこの回答の意味だと思うんですが、実際実施予定と回答した中でもその年度でできない部分もちょっとというか、多少というか実際あっているんじゃないかなと思うんですけれども今回いろんな台風とか大雨で2月以降の件数で85件という実施予定になっていますが、そういう少なくとも実施予定と採択をした部分の工事なり修繕なりいろんな整備はしなければいけないんじゃないかなと思うんですが、令和2年度については、この85件を含めてやる予定としたところは対応できるということでいいのかお尋ねしたいと思います。 114 ◯菊川地域整備1課長 中西委員ご指摘の実施しますと言ったやつは、当然100%やるつもりでやっています。でも3月の年度末ぎりぎりになりますと、先ほど申しました業者がいなかったりとかいうことで申し訳ございませんと、来年度以降、また要望してくださいというふうに昨年度まではやっていました。今年が繰越し、そしてまた来年度以降は6月末の見直しということで、これを100%必ずやるということで頑張っていきたいと思います。  以上でございます。 115 ◯山本信幸委員 それでは、土木部の分の清水町白鳥町1号線、これちょっと確認の上で今回補正で道路詳細設計一式が出ているんです。用地買収が進んでいる中で詳細設計が出ているので、当初用地買収をするときに詳細設計はそもそもこれは終わったんじゃないんですか。 116 ◯平野土木建設課長 今、山本委員のご質問でございますが、当然用地買収に入っているのであれば計画路線の詳細設計は終わっているものというお話だと思います。今回、この図面の中で真ん中に丸、楕円形の丸、普通の真ん丸の丸というのがあると思いますが、この楕円形の部分については、ここは水路の横に道路ができるところでございます。そこについて一部水路の断面、そこに張り出し等々が必要になってきます。そこのところの設計が抜けていたところがありましたものですから、その部分について詳細設計をさせていただくということでございます。 117 ◯山本信幸委員 次、交通解析の分も上がっているんですね。当初設計で交通解析して詳細設計が行くんですけれども、また交通解析をやるんですね。これ二重になってくるんじゃないですか。確認だけですか。 118 ◯平野土木建設課長 この交通解析につきましては、現在の交通量、今この道路を造るということで警察と協議をやっております。そうした中で交通解析が抜けていたというところがあったものですから、今回交通解析を併せてやらせていただいているところです。  以上です。 119 ◯山本信幸委員 やはりそういうところは大事なんですよ。だからそういう交通解析は当然やらんと話ができないからここは工事が遅れてくる。詳細設計もそういうところを最初からできないと電線なんかも電柱の移設とかそういうところも交通解析をしたら場所も決まってくるわけですから、そういうところも含めてしっかりするように早急にこれをして、附属物の電線類なども移設などもやって近隣のそういう整備を図っていくように、これは強く要望します。  次の分で先ほどの市庁舎周辺道路の分で電線類地中化なんですけれども、これは電線類の地中化の日数の延期の分で電線管理者との配線の計画協議の不測の日数ということなんですが、そもそも発注時に埋設物が何があって、その協議が終わるから発注できているんじゃないですか。何でここで不測の日数になってくるのか、教えてください。 120 ◯谷口土木企画課長 まず、電線共同溝の令和2年度の設計業務をさせていただいておりますが、昨年の9月議会で補正予算を議決いただきまして、それから発注して、昨年の10月20日から3月19日までの工期でやっております。まず電線共同溝ということで、各電線管理者がこの地中化事業に参画するかどうかということをまず確認しなければいけません。そういったことで昨年10月に九州電力、NTTをはじめ、11社の電線管理者のほうに参画の意向の確認をさせていただきました。その結果、11月に4社のほうから参画の意向がありました。具体的に申しますと、九州電力、NTT、ケーブルメディア、QTnet、この4社でございます。この4社が参画の意向があるということで、11月に合同会議を開催しまして、この4社に対しまして今回地中化を予定しております3路線、こちらのほうで電線管理者の配線計画をつくってくださいということでご依頼をして、一応予定としては年内、12月末までに配線計画をつくってくださいというご依頼をしたところ、NTT、ケーブルメディア、QTnetからは12月末で一応それぞれの管理者の配線計画の提出があったわけなんですけれども、九州電力につきましては、どうしても配線のルートであったりとか、電柱の立ち上げの位置、あるいは引き込み管の位置なんかの検討に時間を要したということで、12月末をお願いしたのが2月までかかってきたというのが実情で、その後の本格的な設計が進められなかったということで、今回繰越しをお願いしようとするものでございます。  以上です。 121 ◯山本信幸委員 要は発注前の協議の不足も少しあると思うんですね。だからそこの九州電力の問題は、各路線の電線の地中化というのはそういうことがあるわけですから、そういうことになると、もっと当初からその分について協議を従前からよく詰めてやるべきで、そもそもが道路計画が前からあり、市庁舎建て替えもあり、そういう関係もあったわけですから、電線地中化の話も。その分はもっと前から協議をされてたほうが、そうしないとこういうふうな話に急遽なると思うんですよ。そうすると、あとの工事が遅れていってしまうということになっていきますから、その分については、今6月ということを上げていますので、これが遅れないように、ぜひよろしくお願いいたします。  最後でございますけれども、これは総合事務所の分なんですけれども、くらしの道整備事業費でお尋ねなんですが、これは地元との協議に不測の日数を要したということで繰越しになっているんですけれども、これちょっとお尋ねが通常の車みち整備事業の場合は、最近は、関係者の皆さんに全員承諾書を頂いて、その協議が成立しないと受け付けてもらえないと、近年はなっているんですが、くらしの道整備事業の場合はどの程度要望が承諾があれば発注できるんですか。そうしないと、こういう地元との協議に不測の日数というのが理解できなかったんですけれども、教えてください。 122 ◯森尾中央総合事務所理事 まず今回の地元との打合せなんですけれども、これは新型コロナウイルス感染症の関係があって、まず皆さんが集まれなかったのが1つございます。それとくらしの道整備事業を進める上では、車みち整備事業と同じなんですけれども基本的に周りの方がまず賛成していただくというのが前提条件です。それと併せて並行して、土地の所有者の方はうちのほうで把握しながら、その人たちが長崎にいない方が多いですから、そういう方にはがきを出して、それで意向確認まで今進めているところです。地元説明会も各地区ごとに行いましたけれども、その中では反対する方はおられません。ですから進めていく中では、今のところ問題ないなということで思っているんですけれども、あとはやはり相続の問題が何件か出ていますので、その相続をうまく印鑑を、承諾書を頂けるかというところがまた今後の課題となってきます。それについては、うちの職員のほうも一緒になって地域の会長、あるいは世話を焼いている方々と一緒に、そういうふうな印鑑、不明者がもしいたら洗い出しとかそういうところも含めて協力してやっているということで時間がかかったということです。ただし、測量自体は一定、どのくらい土地を寄附してもらえれば道路ができるというところまで今話が進んできていますので、おのおのが自分のところが土地がどういう形になるとか、車が近くに来るとかいうところで、期待されとったり、不安があったり、そういうことがありますけれども、事業自体は確実に進んでいっていると思っています。  以上です。 123 ◯山本信幸委員 本当にいい事業だと思っております。その上で、最後にちょっと確認だけ、これは車みち整備事業のときは全員の承諾、近隣の周りの全員の承諾書を全部もらってからじゃないと受け付けてくれなかったんですよ、最近。ここの場合は、今お聞きしていると、全員ではなくて、ある程度の方の承諾があれば途中途中事業を開始している中で皆さんと協議しながら進めるということで理解していいんですか。 124 ◯森尾中央総合事務所理事 事業の着手がどこなのかというお話だと思います。私たちは全ての方から印鑑をもらわないと話ができていないというわけではなくて、もう話は並行しながら進めていって、ただ事業に着手できるのは、やはり土地の承諾であったり、そういうところがちゃんと整わない限りは工事自体には着手できないというのは車みち整備事業と同じです。というのは、道路が狭いものですから、1件でも止められたら整備ができませんので、そこだけはちゃんと確認できた上で、工事には着手するということで考えています。  以上です。 125 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時15分=           =再開 午後2時22分= 126 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。
     次に、第8款土木費第4項港湾費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 127 ◯片江まちづくり部長 第8款土木費第4項港湾費の繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書は62ページ及び63ページをお願いいたします。  62ページ最下段の項の欄、4.港湾費の第2目県施行事業費負担金の港湾費負担金、港湾事業費でございますが、繰越事由につきましては、63ページに記載のとおりでございます。  詳細につきましては、まちづくり部提出の委員会資料に基づき、担当課長から説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。私からは以上でございます。 128 ◯赤倉都市計画課長 まちづくり部提出の委員会資料の5ページをお開きください。第4項港湾費第2目県施行事業費負担金の繰越明許費につきましてご説明いたします。これは、長崎県が施行いたします港湾事業などが年度内に完了しないため、本市の負担金について表の太枠の部分に記載のとおり、7,735万3,000円の繰越しをお願いするものでございます。  次の6ページには、繰越し箇所の位置図をお示ししております。  ここで、大変恐れ入りますが、本日お配りをさせていただきましたまちづくり部提出の右肩に追加資料と記載した資料をご用意ください。それぞれの箇所の詳細につきましてご説明をしたいと思っております。  追加資料の1ページをお開きください。上段に繰越箇所の位置図と繰越理由を、下段に参考写真をそれぞれ掲載しております。まず、1ページの茂木地区につきましては、道路改良に当たり支障となる物件の移転に年度末まで時間を要することとなり、工事が年度内に完成しないため、繰り越すものでございます。繰越箇所の完了予定は令和3年9月を見込んでおります。下側の写真は、改良予定の臨港道路の状況でございますが、赤で囲った部分が支障物件でございます。  2ページをお開きください。皇后地区につきましては浮桟橋の改良を予定しておりますが、工事期間中に使用する予定の仮設用の浮桟橋が台風で被災し、その復旧と設置に不測の日数を要し、工事が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。繰越箇所の完了予定は令和3年6月を見込んでおります。下側の写真は浮桟橋の状況を示したものでございます。  続いて、3ページをご覧ください。上段の2枚の写真は、現在の浮桟橋の不具合の状況を示したもので、係留くいの腐食や桟橋の傾斜が見られています。その下の写真は、昨年の台風によって被災を受けた状況を示したもので、少し小さくて分かりづらいですが、赤で囲った部分が仮設用の浮桟橋でございます。下段の2枚の写真は仮設用の浮桟橋の現在の状況でございます。  次に4ページをお開きください。小ヶ倉柳地区ですが、岸壁の改良工事を予定しておりますが、当初は埠頭利用の繁忙期を避けて工期を設定していましたが、工期内に急遽、貨物船が接岸することになり、当初の工期が確保できず工事が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。繰越箇所の完了予定は令和3年8月を見込んでおります。下側の写真は岸壁の沈下状況を示したものでございますが、水がたまっている状況でございます。  次に、5ページをご覧ください。元船、常盤・出島地区でございますが、まず、図の上側の浮桟橋の改良工事につきましては、船舶運航事業者との調整により、減便運行期間中である1月から3月に施工することとなり、工事が年度内に完了しないこと、また、岸壁改良工事につきましては、アーバンデザイン会議との調整に時間を要し、工事が年度内に完了しないため、それぞれ繰り越すものでございます。繰越箇所の完了予定は浮桟橋の改良工事が令和3年12月、岸壁改良工事が令和3年8月を見込んでおります。下側の4枚の写真のうち、左上には連絡橋の全景を、右上と左下にはそれぞれ連絡橋の腐食状況を、また右下には岸壁の沈下状況をそれぞれ示しております。  次に、6ページをお開きください。松が枝地区でございますが、15万トン級の客船が出船する際の左舷づけ接岸の検討が新たに必要となり、関係機関との協議に不測の日数を要し、年度内に完了しないため、繰越しをお願いするものでございます。繰越箇所の完了予定は、令和3年8月を見込んでおります。  次に、7ページをご覧ください。小ヶ倉・毛井首地区は合併施行している護岸背後の市道工事の完了後に、現場周辺の家屋に事後調査の意向確認・調査を予定しておりましたが、事後調査の意向確認に時間を要し、補償費の算定、補償が年度内に完了しないため、繰越しをお願いするものでございます。繰越箇所の完了予定は令和3年12月を見込んでおります。下側の写真は護岸と市道の整備状況でございますが、赤で囲っております範囲が家屋の事後調査及び補償箇所でございます。  8ページをお開きください。かき道地区でございますが、地元漁業者との調整により出水期や台風時期、出荷が多い時期を避けた時期に工期を設定することとなり、工事が年度内に完了しないため、繰越しをお願いするものでございます。繰越箇所の完了予定は令和3年6月を見込んでおります。下側の写真は護岸の状況を示したものでございますが、赤で囲っております範囲が整備箇所でございます。  9ページをご覧ください。高島地区ですが、測量・調査の結果、護岸の老朽化が当初の想定よりも著しいことが判明し、工事が年度内に完了しないため、繰越しをお願いするものでございます。繰越箇所の完了予定は令和3年12月を見込んでおります。下側の写真は護岸の状況を示した調査結果でございます。  10ページをお開きください。牧島地区ですが、地元漁業者との調整により出水期や台風時期、出荷が多い時期を避けた時期に工期を設定することとなり、工事が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。繰越箇所の完了予定は令和3年6月を見込んでおります。下側の写真は護岸の状況を示したものでございますが、赤で囲った範囲が整備箇所でございます。  最後に、11ページをお開きください。琴海村松地区ですが、施工箇所に隣接した民家に影響がでない工法の検討に時間を要し、工事が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。繰越箇所の完了予定は令和3年8月を見込んでおります。下側の写真は護岸の状況を示したものでございますが、赤で囲った範囲が整備箇所でございます。  説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いします。 129 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 130 ◯毎熊政直委員 元船、常盤・出島地区の護岸改良工事ですけれども、これはアーバンデザイン会議はいつまで意見ば聞かんばいかんと。これを触る間はずっとね。これは東京から来たりなんかすると、だからアーバンデザイン会議と調整する必要があるから、これに時間を要したという、要するにできんもんやけん、こんなして時間を要するからさ、繰越しとかさ。そしてもう今さらもうアーバンデザイン会議にいろいろ意見を聞かんと、地元の皆さん、ちゃんと今までこの地区の事業をやってきているんだから、今地域の実情に合った計画を地元で立てられるはずと思うんだけど、まだアーバンデザイン会議にわざわざ高い金を出して意見を聞かんばいかんわけ。 131 ◯赤倉都市計画課長 資料5ページの元船、常盤・出島地区でございますが、確かにアーバンデザイン会議は、環長崎港沿岸に面する建物、あるいは護岸整備等について意見を聞く場でございまして、立てつけといたしましては、新設をする場合に加えて改修をする際にも意見を聞くということで制度上はなっておりますので、この件について、護岸の整備についてもこの意見を聞くということになっております。ただ、いろいろな資料等の作り込みとかそういった部分で事前にお話をするとか、いろんな工夫ができるところはあろうかと思いますので、県のほうともしっかりその進め方については、今後も調整をしていきたいと考えております。  以上でございます。 132 ◯毎熊政直委員 特に新型コロナウイルス感染症の関係もあって、なかなか直接行き来ができんからリモートか何かでやろうとしているのかもしれないけれども、リモートでやったら時間を要せんけんさ、ただ、アーバンデザイン会議から意見ばかり聞いていたら、今度少しでも改良するとき、また施工しながらでも現場を確認してもらうために日にちを要すると。現場は工事を止めて待っとかんばいかんというようなこともあり得るからさ、そこら辺は何とか話をしてきちんと地元のほうで簡素化して決定できるような方法というのを今後も考えていかないと無駄な時間がこれは多過ぎる。  そして、もう1点、これは現場はよう分かっとっとね。8ページのかき道地区の東望港整備箇所、上の地図の護岸改良35メートルと下の写真の整備箇所、これは場所が全然違うぞ。上の地図でいえば、これは八郎川の護岸、下の整備箇所、これは漁港の護岸になるわけたい。これどっちばすっと。 133 ◯赤倉都市計画課長 上側の図面の護岸改良と示しているところの隣が漁港の区域になっているんですが、こちらは八郎川に向かって図でいきますと、右側の県管理の護岸、左側が市管理の東望海岸ということで、こちらは赤で塗っているところ、県の管理の護岸ということで、県の施行ということで市の負担金が出ているということで、写真撮影をさせていただいているところは、いずれも八郎川から図面でいくと、向かって右側の県管理の護岸のところを撮影させて示しているものでございます。 134 ◯毎熊政直委員 八郎川の護岸改良に35メートル、これは確かに県のほうがそこを高さを上げて35メートルとしてやると言っている。それも遅れたと、今年。この下の写真は市単独で整備するというわけ。これ丸しているところは整備箇所は裏側、元の漁港あたりでここはちょうど漁船を降ろすスロープになっているよ、現地では。 135 ◯赤倉都市計画課長 大変申し訳ありません。写真が2枚ございますが、まず左上の写真については、上の図面でいくと東望橋と書いているところの橋側から撮影をさせていただいたものでございまして、その右下の写真についてはそこからさらに八郎川沿いにちょっと下ったところに遊戯施設があるかと思います。その護岸沿いから対岸を撮らせていただいた図面でございまして、いずれも同じ場所を撮影した、八郎川の左岸側を撮影させていただいた写真でございます。  以上でございます。 136 ◯永尾春文委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後2時36分=           =再開 午後2時38分= 137 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。 138 ◯赤倉都市計画課長 大変失礼いたしました。もう一度答弁させていただきます。8ページ目の上側の図面でございますが、護岸改良と書いて赤で塗っている場所の位置が間違っておりましてもう少し図でいくと下側になります。下側のところに薄く張り出した護岸というか、漁港の入り口に面するような護岸がございまして、その護岸の付け根のところが今回改良する場所でございます。修正いたします。大変申し訳ございませんでした。 139 ◯毎熊政直委員 ただ、それはそれで箇所を今確認したけど、逆に地元には、県のほうはそれにつながる上流の河川側の越波用の高さを上げるということを東望橋のところまでというようなことを何年か前から説明しておった。そっちのほうは全然まだ話は進んでいないということですか。 140 ◯赤倉都市計画課長 委員ご指摘の部分につきましては、かねてより地元から要望書等も頂いている箇所ということで、この件については、県のほうにもお伝えをしておりまして、課題としては認識をされております。ただ、いろいろな調整があるということで、現状では、まだ事業化に至っていないというところでございますので、越波対策になるところでございますので、引き続き県のほうには働きかけをしていきたいと考えております。  以上でございます。 141 ◯梅原和喜委員 7ページの小ヶ倉・毛井首地区の件についての計画についてお尋ねしたいと思います。  この小ヶ倉・毛井首地区、これ黄色のラインで施工していますということで、以前、ここは埋立てをして、それから道路を造るという工事で、黄色い部分が出来上がっているんですけれども、そのときに地区の家屋が埋め立てて海側に持っていかれたということで家屋が傾いたりとか、家の中のふすまが傾いたりとかそういった話があったんですが、そのあたりのお話はもう済んでいらっしゃるのですか。 142 ◯赤倉都市計画課長 今、委員ご指摘のとおりでございまして、まさにその調査をするために、まず家屋の影響というものを事前と事後、それぞれ調査をさせていただきまして、事後において何らか家屋に支障があった場合にはしっかり補償をさせていただくというのが公共工事の進め方になっております。今回予算を繰越しさせていただいている分についても、家屋の事後調査ということで、実際に工事が終わった後、どういう影響があったのかを調査させていただいて、補償金を算定して、必要な補償をしていくというものでございますが、何せ調査の意向確認に時間を要したということからこの部分が年度内に終わらなかったので繰り越すものでございます。ただ、調査と補償の協議というものは継続的に進めさせていただいている状況でございます。  以上でございます。 143 ◯梅原和喜委員 分かりました。しっかり調査して話し合いをしていただきたいと思います。  それからブルーの分の未施工の部分ですけれども、ここはずっと海岸線で、この黄色い部分として埋立てをしてその上に道路を造るというこれまでにない工事の内容だと思うんですけれども、これまで地元自治会の説明の中で、鹿尾橋に出るルート、これは今そのルートなんですけれども、図面の中央に小島がありますよね、埋立地、ここに橋を架けるという説明があったような記憶があるんですけれども、そのあたりの説明と、自治会へ今後の方針計画はされたのかどうか、そのあたりの説明をしていただきたいと思います。 144 ◯赤倉都市計画課長 こちらはご指摘のとおり護岸と道路整備が合併施行ということでございまして、道路の整備については土木部のほうで所管をさせていただいておりますので、申し訳ありません。土木部のほうに、この計画についての状況については確認をした上でご説明させていただきたいと思っております。  以上でございます。 145 ◯梅原和喜委員 今後の計画の中で、未施工のブルーの部分を埋め立てて造る道路の予算と、小島に橋を架けてつくる予算、どちらが利便性がいいのか、予算が低いのかそのあたり見比べて地元に説明をしながらこの道路は皆さん、地元では期待をしている道路でありますので、黄色い部分の先には造船会社も結構ありますし、やはり地域の生活道路でもありますし、ぜひこの地区の皆さんは、土井首、磯道地区の皆さんは、道路の拡幅を早期の完成を待ち望んでおりますので、進捗状況を含めて、年に1回、2回ぐらいは地元のほうに丁寧な説明をしていただきたいと思います。要望に代えさせてさせていただきます。 146 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時44分=           =再開 午後2時45分= 147 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 148 ◯松浦土木部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費における補正予算のうち、土木部所管分についてご説明いたします。  予算説明書は38ページ、39ページをお開きください。38ページ中ほどより少し上から記載の第8款土木費第5項都市計画費は増額分、減額分合わせまして合計で1億3,801万3,000円の増額補正を計上しておりますが、そのうち土木部におきましては810万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。土木部所管分の内容といたしましては、38ページ下段に記載の第3目街路事業費が、39ページの一番右の説明欄に記載の1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)の全部で、国庫補助事業の内示減に伴う減額の補正、国の3次補正に伴う増額の補正をしようとするものでございます。  次に、40ページ上段に記載の第6目公園費でございますが、41ページの説明欄に記載の2.【補助】公園等施設整備事業費の1.金比羅公園につきまして、国庫補助事業の内示減による減額の補正及び国の3次補正に伴う増額の補正をお願いしようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書は66ページから69ページでございます。予算説明書66ページの事業名の欄に記載の第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費の【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)における新地町稲田町線、銅座町松が枝町線(銅座工区)、片淵線(新大工工区)及び一番下に記載の第6目公園費の【補助】公園等施設整備事業費における金比羅公園、また、68ページの第7目県施行事業費負担金の都市計画費負担金における社会資本整備総合交付金事業費、街路事業費、旧地方特定道路整備事業費までについて、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。繰越しの理由といたしましては、67ページ及び69ページの右端、繰越事由の欄に記載いたしております。  詳細につきましては、土木部提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  私からの説明は、以上でございます。 149 ◯平野土木建設課長 第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費のうち、土木建設課所管分についてご説明いたします。  まず、土木部提出の委員会資料最終ページの32ページをお開きください。恐れ入りますが、横にしてご覧ください。第8款第2項第3目の道路橋りょう新設改良費でもご説明しておりますが、令和2年度主要事業の執行予定についてでございます。この表のうち、左側の区分に街路と示しております8番から11番までの路線の内示減及び国の3次補正予算を受けた事業につきまして、資料の順に従い、説明させていただきます。  恐れ入りますが、17ページをお開きください。事業名、都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、新地町稲田町線、補正額190万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国庫補助を活用し、十善寺地区の交通環境及び居住環境の向上と、唐人屋敷顕在化事業と併せて地区の活性化を図るため、道路の拡幅改良を行っているものでございます。(2)補正予算の理由でございますが、国庫補助事業の内示減及び国3次補正予算に伴い予算を補正するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容を記載しております。3の財源内訳は、記載のとおりです。  18ページをお開きください。繰越明許費についてご説明いたします。上段の表は、事業ごとに共通した作りとしており、事業名から右に向かって金額、財源内訳を、下に向かって繰越事由、繰越箇所の完了予定を記載しております。また、事業名の中には、事業期間、延長等の事業計画、総事業費、令和元年度末の事業費ベースの進捗率を記載しております。下段には、路線の位置図と繰越箇所を記載しております。補正予算に計上しております、事業名、【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、新地町稲田町線におきまして、国の3次補正に伴う道路改良工事が年度内に完了しない見込みであるため、3次補正額1,150万円全額について次年度への繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越箇所は令和3年12月に完了する予定でございます。下段の図面の赤い矢印で示した箇所において、国庫補助事業の内示減に伴い用地取得60平方メートルを減じ、併せて国の3次補正に伴い、追加施工します100メートルの道路改良工事の繰越しをお願いするものでございます。  次に、19ページをご覧ください。事業名、【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、道の尾駅前線、補正額1,810万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国庫補助を活用し、交通混雑の解消や道ノ尾駅へのアクセス向上及び良好な都市環境の確保を図るものでございます。(2)補正予算の理由でございますが、国庫補助事業の内示減に伴い予算を補正するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容を記載しております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  20ページをお開きください。図面中の赤い矢印で示しております箇所において、国庫補助事業の内示減に伴い工事45メートルを減じるものでございます。  次に、21ページをご覧ください。事業名、都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、銅座町松が枝町線(銅座工区)、補正額4,390万円の減額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国庫補助を活用し、まちなか(銅座地区)のにぎわいの再生及び防災性の向上と交通環境の改善を図るため、道路の新設と拡幅改良を行い、銅座川の沿道を歩いて楽しめるプロムナードとして整備するものでございます。(2)補正予算の理由でございますが、国庫補助事業の内示減及び国の3次補正予算に伴い予算を補正するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容を記載しております。3の財源内訳は記載のとおりです。  22ページをご覧ください。次に、繰越明許費についてご説明いたします。補正予算に計上しております、事業名、【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、銅座町松が枝町線(銅座工区)におきまして、国の3次補正に伴う用地取得及び建物補償が年度内に完了しない見込みであるため、国の3次補正額1億150万円全額を次年度への繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越箇所は令和3年12月に完了する予定でございます。下段の図面の赤い矢印で示しております箇所において、国庫補助事業の内示減に伴い用地取得29平方メートル、建物補償を2棟減じ、また、国の3次補正により用地取得43平方メートル、建物補償を3棟増とし、併せて国の3次補正に伴う事業の繰越しをお願いするものでございます。  次に、23ページをご覧ください。事業名、【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、片淵線(新大工工区)、補正額2,100万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国庫補助を活用し、まちなか(新大工地区)の回遊性の向上及び歩行者の安全性確保、交通環境の改善を図るため、道路の拡幅改良を行うものでございます。(2)補正予算の理由でございますが、国庫補助事業の国の3次補正予算に伴い予算を補正するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容を記載しております。3の財源内訳は、記載のとおりです。  24ページをお開きください。次に、繰越明許費についてご説明いたします。補正予算に計上しております事業名、【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)、片淵線(新大工工区)におきまして、国の3次補正に伴う工事が年度内に完了しない見込みであるため、補正額2,100万円全額について次年度への繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越箇所は令和3年12月に完了する予定でございます。下段の図面の赤い矢印で示しております箇所において、国の3次補正予算に伴う工事延長100メートルの道路改良工事の補正及び繰越しをお願いするものでございます。  恐れ入りますが、25ページをお開きください。事業名、【補助】公園等施設整備事業費、金比羅公園、補正額3,480万円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要の(1)事業目的でございますが、国庫補助を活用し、金比羅公園において園路や駐車場の整備を行い、公園利用者の利便性確保と身近に自然が感じられる公園としての機能向上を図るため整備を行っているものでございます。(2)補正予算の理由でございますが、国庫補助事業の内示減及び国の3次補正予算に伴い、予算を補正するものでございます。2の事業内容には、当初と補正後の事業内容を記載しております。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  26ページをお開きください。繰越明許費についてご説明いたします。補正予算に計上しております事業名、【補助】公園等施設整備事業費、金比羅公園におきまして、国の3次補正に伴う園路工事と支障物件移設補償が年度内に完了しない見込みであるため、3次補正額3,600万円全額について、次年度への繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越箇所は令和3年10月に完了する予定でございます。下段の図面の赤い矢印で示しております箇所において、国庫補助事業の内示減に伴い用地取得を360平方メートル減じ、併せて国3次補正に伴う園路工事40メートルと支障物件移設補償1件の繰越しをお願いするものでございます。  私からの説明は以上でございます。 150 ◯谷口土木企画課長 それでは、引き続き土木部提出資料の27ページをご覧ください。私のほうからは、第7目県施行事業費負担金の繰越明許費のうち、土木企画課所管分につきましてご説明いたします。これは長崎県が施行する都市計画道路が年度内に完了しないため、本市の負担金につきまして、表に記載のとおり社会資本整備総合交付金事業費が2,100万円、街路事業費が1,200万円、旧地方特定道路整備事業費が800万円、合計で4,100万円の繰越しをお願いするものでございます。  28ページをお開きください。次に、事業内容及び財源内訳としまして、事業種別ごとに、予算現額の概要を表に整理しておりますが、左側から順に、図面番号、路線名、事業費、その財源内訳をそれぞれ記載しております。今回、表に記載の全ての路線で繰越しをお願いするものでございます。  29ページをご覧ください。県施行事業費負担金の箇所図でございます。青文字で「繰」と記載した路線が、今回繰越しをお願いする箇所でございます。次の30ページから31ページには、それぞれの繰越箇所の位置図をお示ししております。  それでは、30ページをご覧ください。上段の1番、社会資本整備総合交付金事業費の都市計画道路滑石町線では、大神宮交差点付近におきまして、河川改修や用地補償2件を予定しておりましたが、地権者との用地交渉等に不測の日数を要し、年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。なお、先日の第3号議案のご審議の際に、都市計画道路滑石町線の用地交渉の進捗等についてご意見をいただきましたので、現在の状況につきまして、ご説明させていただきます。この大神宮工区全体で、道路計画に支障となる建物が18件ございましたが、このうち14件が既に契約済みで、令和元年度末の支障物件ベースでの進捗率は78%でございます。未契約は残り4件となっており、このうち2件につきましては、おおむねご理解をいただいているところであり、残り2件についても鋭意交渉中でございます。下段の2番、街路事業費の地域高規格道路長崎南北幹線道路では、道路予備設計を予定しておりましたが、道路計画に関する警察等の関係機関との協議に不測の日数を要し、設計業務委託が年度内に完了しないため、繰り越すものでございます。  31ページをご覧ください。上段の3番、旧地方特定道路整備事業費の都市計画道路滑石町線では、大神宮交差点付近において、契約済みの建物解体に伴う基礎撤去工事を予定しておりましたが、試掘の結果、基礎が深い位置まで存在していることが判明し、その撤去に不測の日数を要することから、工事が年度内に完了しないということで繰り越すものでございます。  私からの説明は以上でございます。 151 ◯片江まちづくり部長 それでは、私のほうから第8款土木費第5項都市計画費における補正予算のうち、まちづくり部所管分についてご説明いたします。  予算説明書の38ページ、39ページをお願いいたします。まず、歳出の補正についてご説明いたします。中ほどの第2目都市開発費でございます。39ページの説明欄にあります、2.【補助】土地区画整理事業費の1.長崎駅周辺地区(予算補助)でございます。今回の補正予算におきましては、令和2年度の国庫補助の内示減による減額補正と国の3次補正に伴う増額補正をまとめて計上させていただいておりまして、1億4,940万円を新たに計上しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。予算説明書の64ページ及び65ページをお願いいたします。まず、64ページの目の欄の最上段、1.都市計画総務費の都市計画推進費、歴史的風致維持向上推進費、その下の景観対策費、景観推進費、その下の【単独】新幹線整備推進事業費、九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金、目の欄の2.都市開発費の土地区画整理事業費、長崎駅周辺エリアデザイン検討費、その下の【補助】市街地再開発事業費、新大工町地区、その下の【補助】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区(予算補助)、続いて2枚めくっていただき、68ページ及び69ページをお願いいたします。68ページ、目の欄の7.県施行事業費負担金の4段目、都市計画費負担金、JR長崎本線連続立体交差事業費で、以上が繰越しをお願いする事業でございます。繰越事由につきましては、それぞれの繰越事由の欄に記載のとおりでございます。また、まちづくり部より提出させていただいております資料の最後のページ、26ページをお開きください。恐れ入りますが、横にしてご覧いただければと思いますけれども。土木部と同様に9月議会の際、本委員会の所管事項調査について説明させていただきました令和2年度主要事業の執行予定につきまして、時点修正させていただいたものを参考資料として添付させていただいておりますので後ほどご参照いただければと思います。詳細につきまして、まちづくり提出の委員会資料に基づき、担当のそれぞれの所属長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 152 ◯芝長崎駅周辺整備室長 それでは、まちづくり部提出の委員会資料15ページをお開きください。第1目都市計画総務費のうち、長崎駅周辺整備室所管の繰越明許費についてご説明いたします。表に記載の【単独】新幹線整備推進事業費、九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金につきまして、金額の欄の3行目の太枠部分に記載のとおり、1億9,658万5,000円の繰越しをお願いするものでございます。繰越しの主な理由としましては、長崎駅高架橋工事において地権者との協議に不測の日数を要し、工事ヤードの復旧工事に遅れが生じたことなどにより、年度内の完成が見込めないことから、繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越箇所の完成時期は、令和3年12月を予定しておりますが、令和4年度秋頃の新幹線開業には影響ないと、事業主体である鉄道・運輸機構からはお聞きしております。  16ページをお開きください。今回の繰越し予定箇所の位置図でございますので、ご参照ください。  続きまして、17ページをご覧ください。2目都市開発費のうち、長崎駅周辺整備室所管分の補正予算の内容についてご説明いたします。【補助】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区(予算補助)としまして、補正額1億4,940万円の増額をお願いしようとするものでございます。今回の補正は、1.事業概要の4行目に記載のとおり、国庫補助事業の内示減及び国の3次補正予算に伴い、予算を補正するものでございます。次に、2.令和2年度の事業内容でございます。(1)は当初予算の事業内容の内訳を、(2)は補正後の事業内容の内訳を記載しておりますが、そのうち、(2)補正後の下線を引いております米印1の駅前広場設計委託、確定測量委託、東西線道路改良工事、歩行者専用道路改良工事については、国の3次補正により追加するもので、米印2の建物補償につきましては、国庫補助事業の内示減により一旦減額し、その後、同額を国の3次補正により増額するものでございます。なお、今回の増額補正分につきましては、全額を令和3年度へ繰り越す予定としております。  18ページをお開きください。3.財源内訳でございます。事業費の欄の1段目に当初予算額、2段目に内示減分、3段目に国3次補正分、4段目に補正後の事業費を記載しておりますが、内示減により1億3,060万円の減額が生じ、その後国の3次補正により2億8,000万円の増額が生じた結果、今回の補正予算額としましては、1億4,940万円の増額補正をお願いするものでございます。  19ページをご覧ください。今回の補正箇所の位置図でございます。恐れ入りますが、資料を横にしてご覧ください。図面左側が北の方向で、上側が国道202号、下側が浦上川、黒い太線で囲んだ部分が土地区画整理事業区域でございます。左側の表には、今年度の事業内容を記載しておりますが、オレンジ色で着色した左側の番号、8、9、10、11について、今回増額補正をお願いするもので、7につきましては、一旦、内示減として減額し、その後、国の3次補正で補うものでございます。右側の図面に、令和2年度予算の事業箇所を緑で着色しており、赤線で囲んだ部分が今回の補正対象の事業箇所でございます。また、表の番号と図中の番号は整合しており、オレンジ色で着色した番号が今回の補正対象でございます。  20ページをお開きください。続きまして、第2目都市開発費のうち、土地区画整理事業費、長崎駅周辺エリアデザイン検討費の繰越明許費についてご説明いたします。表の金額の欄の3行目に記載のとおり、943万円の繰越しをお願いするものでございます。繰越事由でございますが、県・市が共同して実施している長崎駅舎デザイン検討業務について、長崎駅舎・駅前広場等デザイン基本計画で示された駅舎デザインを長崎駅新築工事に反映させるため、工事の進捗に合わせて、構造・意匠面の検討を行っておりますが、長崎駅新築工事を施工する鉄道・運輸機構との協議に不測の日数を要したことなどにより、事業が年度内に完了しない見込みであることから、繰越しをお願いするものでございます。  22ページをお開きください。続きまして、第2目都市開発費のうち、長崎駅周辺整備室所管の繰越明許費についてご説明いたします。【補助】土地区画整理事業費、長崎駅周辺地区(予算補助)につきまして、金額の欄の5段目、太線で囲った部分に記載の繰越明許額1億4,940万円の繰越しをお願いするもので、先ほど補正予算でご説明いたしました国の3次補正に伴うものでございます。なお、金額の欄の3段目に、9月にご承認いただきました9億円、その下の段に11月にご承認いただきました2億4,320万円、そして一番下の段に、繰越しの合計額として12億9,260万円を記載しております。その下、繰越事由でございますが、先ほど申しましたとおり国の3次補正に伴うものでございます。事業が年度内に完了しない見込みであるため、繰越しをお願いするものでございます。  23ページをご覧ください。繰越箇所の位置図でございます。図面を横にしてご覧ください。左側の表には、今年度の事業内容を記載しておりますが、灰色で着色した部分は、9月及び11月に繰越しのご承認をいただいたもので、オレンジ色で着色した8、9、10、11について、今回繰越しをお願いするものでございます。右側の図に令和2年度予算の事業箇所を緑で着色しており、赤線で囲んだ部分が今回の補正対象の事業箇所でございます。また、表の番号と図中の番号は対応しており、オレンジ色で着色した番号が今回の繰越対象でございます。  24ページをお開きください。続きまして、第7目県施行事業費負担金の繰越明許費につきましてご説明いたします。これは県が施行するJR長崎本線連続立体交差事業が年度内に完了しないため、本市の負担金8億9,831万円の繰越しをお願いするものでございます。繰越事由でございますが、県が施行する側道等整備工事や浦上駅前広場整備工事において、関係者との調整に不測の日数を要し、工事が年度内に完了しない見込みとなったものでございます。下の表に工事スケジュールを記載しておりますので、ご参照ください。  25ページをご覧ください。繰越しをお願いしようとする箇所を示した位置図でございます。資料を横にしてご覧ください。図面左側が松山町付近で、右側が長崎駅となります。右下の凡例のとおり、赤文字が補助分、緑文字が旧地方特定道路整備事業分の繰越箇所でございます。  私からの説明は以上でございます。 153 ◯嶋本景観推進室長 まちづくり部提出の委員会資料の12ページをお開きください。続きまして、第8款土木費第5項都市計画費第1目都市計画総務費のうち、景観推進室所管の繰越明許費についてご説明いたします。表の事業名の欄に記載の歴史的風致維持向上推進費でございます。表中の繰越事由のとおり、長崎市歴史的風致維持向上計画における重点区域である東山手・南山手地区について、歴史まちづくり計画の策定に係る地域との協議等が新型コロナウイルス感染症の影響で遅延したことにより、事業が年度内に完了しない見込みであるため、表の太枠に記載のとおり、1,614万1,000円の繰越しをお願いするものでございます。ページ中段のスケジュールでございますが、当初の予定を黒色で、繰越し後の予定を青色で示しております。完成予定時期は令和3年7月でございます。  13ページをご覧ください。歴史まちづくり計画の策定を進めている重点区域である東山手・南山手地区の区域図を掲載しておりますのでご参照ください。  次に、14ページをお開きください。表の事業名の欄に記載の景観推進費でございます。表中の繰越事由のとおり、国の景観まちづくり刷新支援事業の工事対象の完了をもって行う事後評価について、関連する工事が7月の集中豪雨により被災し、復旧に時間を要したことなどにより、年度内に完了しない見込みであるため、表の太枠に記載のとおり、800万円の繰越しをお願いするものでございます。ページ中段のスケジュールでございますが、事後評価委託の当初の予定を黒色で、繰越し後の予定を青色で示しております。完成予定時期は令和3年11月でございます。ページ下段は、事後評価の対象となる事業を掲載しておりますのでご参照ください。  私からの説明は以上でございます。 154 ◯赤倉都市計画課長 まちづくり部提出の委員会資料の21ページをお開きください。続きまして、第2目都市開発費のうち、都市計画課所管分の繰越明許費についてご説明いたします。表中の繰越事由のとおり、補助事業者である新大工町地区市街地再開発組合が行う建物工事におきまして、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、資材搬入の遅れや作業員の確保等に支障が生じ、今年度予定していた建築工事の一部が年度内に完了しない見込みとなりましたことから、本市の補助金について、表の太枠部分に記載のとおり、3億940万円の繰越しをお願いするものでございます。なお、今回、予算の一部を繰り越す形となりますが、工程等の調整により、北街区の完成時期には遅れが生じることはないと、再開発組合からお聞きしております。中段以降には、繰越しの予定箇所及び建設中である北街区の現状や、既に完成している南街区の写真を掲載しておりますので、ご参照ください。
     私からは以上でございます。 155 ◯森尾中央総合事務所理事 第8款土木費第5項都市計画費における総合事務所所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の38、39ページをお開きください。下段の第2目都市開発費の1.【補助】歴史的地区環境整備事業費について国補助事業の内示減に伴い、減額しようとするものでございます。  次に、予算説明書の40、41ページをお開きください。上段の第6目公園費の1.公園等維持管理費の管理運営費において、新型コロナウイルス感染症拡大防止による利用者数、利用料金収入の減少に伴い、不足する運営経費を指定管理者に支出するため、増額しようとするものでございます。次に、2.【補助】公園等施設整備事業費の2.都市公園について、国補助事業の内示減に伴い、減額しようとするものです。  次に、繰越明許費の補正について、ご説明いたします。予算説明書の68、69ページをお開きください。上段の第6目公園費の【単独】公園再整備事業費、日の出町公園ほかについて繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越理由といたしましては、右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。 156 ◯菊川地域整備1課長 第2目都市開発費のうち、中央総合事務所所管分についてご説明いたします。総合事務所提出の委員会資料63ページをご覧ください。第2目都市開発費、【補助】歴史的地区環境整備事業費、唐人屋敷顕在化についてご説明いたします。本事業は、唐人屋敷跡において、観光や情報発信の拠点整備と日中交流の歴史が生きづいたまちづくりを行うものでございますが、国庫補助事業の内示減に伴い、990万円の減額補正をお願いするものでございます。これに伴い、2.事業内容の表に記載のとおり、事業の見直しを行うものでございます。なお、減額分につきましては、令和3年度の当初予算に計上させていただいており、これにより建物の解体は全て完了予定です。3の財源内訳は記載のとおりでございます。  64ページには補正箇所の位置図を掲載しておりますのでご参照ください。  次に、65ページをご覧ください。第8款土木費第5項都市計画費第6目公園費の管理運営費について、2,591万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。1.概要ですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止による利用者数、利用料金収入の減少に伴い、今後、運営経費に不足が生じることが見込まれ、不足する施設の運営経費を指定管理者に対して概算払いとして支出するものです。2.対象施設は、稲佐山公園で、指定管理者名、指定期間及び国の緊急事態宣言に伴う休止期間並びに、長崎県の緊急事態宣言に伴う利用時間の繰上期間は、資料記載のとおりです。3.補正予算額は、2,591万3,000円となります。次に、4.算定方法ですが、稲佐山公園につきましては、令和2年度から新たな指定管理者が管理運営を行っており、長崎稲佐山スロープカーの利用料金収入及び運営経費が指定管理者の収入・支出に加わっているため、令和2年度の見込み額が過去の稲佐山公園の収入・支出の実績額と大きく変わることから、11月補正と同じく、影響額を算定するに当たり市の積算額を用いております。算定式としまして、市の収入積算額と指定管理者の収入見込み額の差額のA.2,641万7,603円から、市の支出積算額と指定管理者の支出見込み額との差額のB.50万4,633円を差し引いた額が影響額となり、稲佐山公園の補正額は2,591万3,000円となります。  続きまして、66ページをご覧ください。令和2年度の収支見込みを記載しておりますのでご参照ください。次に、5.利用者数ですが、稲佐山公園に係る3か年の利用状況及び令和2年度の見込みを年度別比較として記載しております。(2)には令和2年のスロープカーの月別利用者数を記載しておりますのでご参照ください。  続きまして、67ページをご覧ください。6には財源内訳を記載しておりますので、ご参照ください。次に、参考といたしまして、長崎ロープウェイの今議会における補正額と利用者数を掲載しております。長崎ロープウェイにおきましても、新型コロナウイルス感染症の影響により運営経費が不足することから、環境経済委員会におきまして増額補正の審査をお願いしております。  続きまして、資料68ページをお開きください。第6目公園費、【補助】公園等施設整備事業費、立山公園について、ご説明いたします。1.概要でございますが、(1)事業目的は、国の補助を活用し、長寿命化計画に基づいて老朽化している施設の改築・更新を行い、安全・快適に過ごせる公園環境を整えるものでございます。(2)補正予算理由でございますが、国庫補助事業の内示減に伴い、1,930万円の減額補正をお願いするものでございます。これに伴い、2.事業内容は記載のとおり、立山公園の老朽化したナイター照明については、先日、ご審議いただきました国の3次補正に伴う第18号補正予算の公園費と併せて工事を行いたいと考えております。3の財源内訳は、記載のとおりでございます。  69ページをご覧ください。位置図と写真を掲載しておりますのでご参照ください。  続きまして、繰越明許費についてご説明いたします。資料70ページをお開きください。【単独】公園再整備事業費、日の出町公園ほかの繰越明許費について説明いたします。今年度に日の出町公園の改修を実施する予定でおりましたが、地元との協議に不測の日数を要したこと及び入札が不調となり、工事が年度内に完了しないため、繰越しをお願いするものでございます。なお、繰越額は850万円で令和3年7月に完了予定でございます。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 157 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 158 ◯中西敦信委員 街路事業のところで道の尾駅前線の分で減額補正になっていますけれども、内示に至った理由について、この道路が必要だということには変わりないと思うんですけれども、交差点の設計しか今年度できないという事態に至った理由というか、経過についてお示しいただければと思います。 159 ◯平野土木建設課長 道の尾駅前線につきまして、まずここは、平成14年に都市計画決定をし、それから事業をしているところでございますが、今回内示減におきまして、同じパッケージの中でどうしても調整が必要でありまして、その分も含めまして金額を決めております。そうした中で、この図面には丸印、ここしかつけていませんけれども、ほかの交差点、近辺の交差点においても交通解析を行っております。その中で警察と協議をしながら断面等を増やしたりしていっているんですけれども、そこで1点か2点ほどの断面の追加があったものですから、そこでこの補助を活用させていただきまして、それは令和元年度の繰越事業でありますけれども、その業務委託の中でこの金額も追加しまして、交通解析を行っているところでございます。もう1点のこの工事、道の尾駅前線はしなくていいのではないかという話でございますけれども、そういう考えは全くございませんで、今後、次の一般会計予算でも計上しておりますが、工事を進めていきたいと今のところ考えております。また、交通量等の話でも警察と協議をしながら進めていくことにしております。  以上でございます。 160 ◯中西敦信委員 これだけパッケージというか、全体の交付金を街路事業に充てるかという調整の中で今回は道の尾駅前線が減額になっているということで、私もこの道を早く造ってほしいなという立場なんですけれども、要らないということを言った気持ちではなかったんですけれども、内示が減になったのは国のほうでもこの道路の必要性というよりかは、全体の予算の確保の中で今回これが大幅な減額になっているけれども、一応令和7年度までには開通というか、供用開始できるということで理解をしていいんでしょうか。 161 ◯平野土木建設課長 この道の尾駅前線、とても重要な路線だと認識しております。そうした中で令和7年度を目指して当然我々も頑張っております。その中で今私どもの別の事業で虹が丘町のほうで事業をやっておりますけれども、あちらのほうを開通することでまた交通量も変わってくると思うんですが、そこのところも含めまして様子を見ながら取り組んでいますので、ただ、ここにつきまして、令和7年度を目指して今のところ事業を進めているというところには間違いはありません。  以上でございます。 162 ◯毎熊政直委員 まず2月の内示減と国の3次補正の増額分、これはずっと各街路事業を見ても、広く3次補正でぐっと上がった分もあれば、全くない分もある。内示減ばかりのところ、さっきの道の尾の街路事業なんかもそうたいね。これはどういう判断で、それともこちらからの要望というような中で1つの街路事業に対して増減額というのは、国の判断でそう決めてくるわけですか。こちらから例えば総額幾ら増えるからこれに幾ら、内示減でこれだけ減るから、これをこれだけ減らしてくれというような相談というのはあるわけ、ないわけですか。 163 ◯平野土木建設課長 予算というのは私どものほうからこの事業に幾らということで当然要望してまいります。そうした中で、このパッケージ、各路線いろんなパッケージがございまして、その中にA路線、B路線、A事業、B事業、そういう形でパッケージを組んで予算を要望しております。そして国からの内示につきましては、そのパッケージに幾らという形でついてきますので大方その中でやり取りは自分たちのほうでできるようになっております。そこで決めている状況でございます。 164 ◯毎熊政直委員 自分たちである程度コントロールできるということで理解するけれども、ただ、それならば新地町稲田町線、これ何十年かかる。21年かかるやろう。そして何年も前から間もなく開通、間もなく開通ということで聞いてきたけど、今見れば進捗率はまだ一覧表で見れば78%かな。そうしたらこれはいつ旧仁田小学校の前の道路とつながって、これがちゃんと迂回道路として使えるようになるには、いつを見込んでいるわけですか。 165 ◯平野土木建設課長 この新地町稲田町線の開通につきましては、これまではなかなか通してはいけないという地元のほうからのご意見もありまして、我々も当然完成するまでは通さないほうがいいだろうという考えでおりました。しかしながら、今年度、昨年ですけれども地元とのいろいろな話をやり取りしながらいく中でどうしてもこの連合自治会の会長と話をしながら早く開通してくれというご意見が出てまいりました。そうした中で、警察と協議をしながら、どうやったら開通していいのかと。警察も当初ここは開通はまだ早いというご意見でしたので、いろいろな話をする中で、この図面の18ページになりますけれども、18ページの真ん中に土神堂というのが記載しております。この土神堂の横の右側に、ちょっと変形した四角で囲んでおりますが、ここのところのまだ交渉が折り合っていませんといいますか、決め切らなくてなかなか工事ができなかった箇所であります。そこがやはりどうしても狭いものですから、なかなか開通には至っていなかったところなんですけれども、ただ、そこの地権者とは今話がようやくまとまりかけていまして、今後進めていく予定にしております。その土神堂前の部分につきましては、狭いところに区画線とか、誘導線ですね、安全性を確保する、何らかの安全対策をすることで車を通すことができるということで警察のほうから言われていますので、今からこの地区の住民の方にはお知らせのビラを案内するようにしておりますが、4月1日からの開放というのを今計画しているところです。  以上です。 166 ◯毎熊政直委員 地域の意見もいろいろあろうかと思うけれども、これはやはり斜面地再生事業のモデル地区として始めた事業でもあるけんさ、やはりこういう道路が完成することによって、湊公園のすぐ上の人たちも南部のほうに行きやすくなるという、やはり道路の利点というものが発揮できなければ何のために造ったのかということにしかならんけんね、そこら辺は地元の方にもよく理解していただくように、そして事業を早く進めてください。もう二十二、三年たっている。  それとあと、銅座川プロムナード、これでいえば、銅座町松が枝町線、銅座工区、これも一応事業期間が令和6年までとなっているけれども、今日の繰越しの内容をお聞きして、用地取得とかなんとかお聞きをしたんだけど、これはこれだけ今新型コロナウイルス感染症でまちなかが、特に飲食街が落ち込んでいるときに、やはり早くここの復興の象徴として銅座川プロムナードを早く完成して、ここは少しでも明るく通りやすく、行きやすい場所にするために、この動線を1日も早く完成させる必要があると思う。そしてやはりここで働く人たちとか、ここを訪れる人は行きやすくなったね、明るくなったねと、だから長崎の夜のまち、うまいものを食べに行こうとか、よそから交流人口でお見えになった方もそういうふうにせんばいかんと、今のままじゃこれはまた令和6年というのが、令和16年になりますよ。やはりこういうのは絶対重要路線として位置づけをして、早く完成させるという目標を立てんとずるずる、また後任者が後をするやろというふうなことになってしまいがちにならないか、そこら辺はやはり重要路線を決めてぜひともやるべきよ、力を傾注してでも、そこの考えはどうね、片江部長。 167 ◯片江まちづくり部長 今、銅座プロムナードの話につきましては、事業に関しましては土木部のほうでやっていただいておりますけれども、実はもともとの事業の発端は、やはり地域のまちづくりといいますか、あそこに関しましては、1つは防災性の問題、それから交通性の問題、もう1つは実は銅座という繁華街の真ん中でありながらも老朽危険家屋というものが発生してきて本当にこれを放置しておったら、これ地域全体が落ちていってしまう。ここを何とかするためには、やはり新しい血液を地区の中心部に送り込むハード整備が必要だということの観点からこの銅座プロムナードの当初あった計画路線を変更してまで造るべきだという話になったところでございます。そういった中で今おっしゃいますように、もともとそういった落ち込んでいた状況がある中で、新型コロナウイルス感染症という状況を受けて、さらにその重要性が増しているものと思っております。今後回復期に当たって、やはりここに新しいお客様が足を運んでいただく環境をいち早く整えるということが地域にとっても心強いことになると思いますから、用地の問題等もありますけれどもこれにつきましてもまちづくり部と土木部と連携して、何とか早期に解決できるように協議をしつつ、両方手を携えて今取組を進めていっているところでございますので、何とかお示ししている年度に目鼻がつくように一緒になって頑張っていきたいと思っておりますので、何とかご理解のほどをよろしくお願いしたいと思っております。 168 ◯毎熊政直委員 じゃ、造るのは土木部やな、所管は。土木部のほうもぜひとも早くしてやって。そうすれば、何よりこの地区で商売をなさる方にとって一番のプレゼントたい。だから今の時期は、極力逃さないように。アフターコロナのときは、十分あそこも銅座が変わったねと言われるように、二、三年後までには必ず完成できるように目標を定めてぜひ事業を進めていただきたいということを要望しておきます。  それとあと、駅周辺、これは本当に来年の11月に駅は大丈夫。まだ駅舎のデザイン検討業務も完了しないということで繰り越しをする。もう時間はないのに、これ県との協議が相整わなかったからというようなことを言っているけどさ、もうそういう悠長な時間を過ごしているときじゃないでしょう。ほかのこの周辺で駅周辺の土地区画整理事業だって東口駅前広場、これもどうなるのか。本当に新幹線の暫定開業のときまでにこの東口駅眼広場もきちんと工事が完成できるのかどうか、全く今担保がない、今の説明を聞いておったら繰越しとかやっているけどさ。これは絶対外されん事業でしょう。これ絶対やれるんでしょうね、お答えください。 169 ◯芝長崎駅周辺整備室長 この駅周辺の土地区画整理事業につきましては、この区画整理事業区域内でご承知のとおり、国の新幹線工事でありますとか、県の在来線を高架化する連続立体交差事業ですね、こういった鉄道事業が実施されておりまして、そういったところと非常に関連性が高いということで、調整を図りながら一体となって進めているわけでございますけれども、やはり鉄道事業を優先しながら我々進捗が可能な限り図れるようにその隙間をぬって工事を進めているところでございますけれども、やはりどうしてもこれまで連続立体交差事業が遅れたりとか、作業ヤード間の調整が必要になって区画整理事業の進捗が図れないといったこともございました。ご心配の新幹線開業時の東側の状況でございますけれども、ご指摘のとおり、在来線の高架切替えが完了しまして、やっと今年度から東側のこれまで使用していた在来線の線の撤去でありますとか、JRの施設、鉄道を運行するための施設等の撤去作業に入ったという状況でございまして、それに併せまして、今後埋設管類でありますとか、そういったインフラ整備、そして来年度の後半にやっと駅前広場等の工事に着手できるというようなスケジュールになってまいりますので、ご指摘のように令和4年度の秋頃の新幹線開業というふうに示されておりますが、実質駅前広場の工事の期間というのが1年程度しかございませんので、現時点では完成は困難であると考えております。しかしながら新幹線開業時に交通結節の機能でありますとか、歩行者動線、そういった機能というのは必ず必要でございますので、完成時期までにそういった最低限の機能は確保しながら新幹線開業時に利用者の方に可能な限りご迷惑をおかけしないように、そして土地区画整理事業が今完成を令和5年度末を目指しておりますけれども、そこを可能な限り厳守するように進捗の管理を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 170 ◯毎熊政直委員 だんだん声が小さくなって自信のなさそうな答弁になってしまったけど、これは長崎駅は終着駅よ、通過駅じゃないんですよ。そうしたら長崎駅、暫定開業といえども、せめて暫定開業では、私どももあなたたちもそうかもしれんけれども、絶対納得はしていないけれども、今仕方なく佐賀県との調整をやりながら暫定開業をという道を県として選ばらざるを得ないという今の現実なんだけど、せめて暫定開業ならば長崎駅の終着駅は本当に立派になったねと、よそから訪れた方がそう思えるような駅になってもらわないと、長崎に行ったけど、ごちゃごちゃ工事中でどんな駅になるのか分からんかったっていうようなことで帰ってもらったら長崎の評価が落ちますよ。やはりこれは日にちが決まっているんだから、そうしたら関係事業者ともぜひとも協議をきちんとして連携を取って、必ず開業前までには一定の東口駅前広場ぐらいはきちんとやはり来た人が喜んでいただけるようなすばらしい駅ができたねと思ってもらえるような形にしておかなければ、まだがちゃがちゃ工事をしているということでは、オープンセレモニーも何も興ざめするよ、これ。これだけ時間があったんだから、あなたたちが県と協議を詰めることができなかった、それに日数を要したから現実、今の今日を生んでおったんだろう。やはり県のプライド、市のプライドじゃなくて、きちんとやはり現実長崎駅を完成させるというやはり両方とも絶対的な目標をもって、協議を進めてくださいよ。どう考えていますか。 171 ◯片江まちづくり部長 新幹線の開業時期が令和4年度秋ということではっきり明示されましたので、まず鉄道・運輸機構と協議をしている中におきましては、暫定開業という形でありますけれども、そこの時期は違えないというふうなことで、今そのスケジュールで進捗していると聞いております。またやはり先ほども室長のほうからもありましたように、私ども区画整理の立場としましては、やはりまずは新幹線の開業をさせないといけないと。そのために譲るべきところは譲らないといけないという中でどうしても工事調整の遅れが、最後のしわ寄せは区画整理で消化しないといけない、受け止めないといけないという事情があることはご理解いただきたいと思っております。ただし、新幹線が暫定開業といえども、開業した以上はそこの経済効果を、開業効果をとにかく早く生み出して地域に還元するということがやはり新幹線を開業する目的の大きな1つでございますので、そこに向けた、残念ながら全てが完成しているという状況はなかなか難しいんですけれども、まだ手がついている状況をなるべく短い期間で抑えるということを目標として我々も今ご指摘のとおり、何とか機構、それから県とも調整しながら、その期間を少しでも短くしたいという思いで取り組んで進めていっているところでございます。何とか新幹線を開業したときにはご利用の方にご不便が極力かからないように、そしてやはり開業したなということは体感として分かっていただけるような現場をつくり上げるように、それはやりようを工夫しながら取り組んでまいりたいと思っておりますので、何とかその点につきましては、もう少し時間をいただければと。その中できちっとどういったふうな形でそういうことを実現していくかというのを検討させていただきたいと思っております。当初予算の中でも今後の進捗につきまして、改めてご説明する時間を取らせていただきますので、その際にまた改めてご審議いただければと思っております。  以上でございます。 172 ◯毎熊政直委員 ぜひ、部長、これは絶対的に、全部が全部できないということは日数的な問題で一定理解はするけど、しかし、妥協点を下げれば下げるほどもっと仕事が遅れるわけで、県も市も目標値を高く上げて、より完成値に近いような駅になるように暫定開業をするときには。その目標値をお互い決めて邁進してもらわないと絶対いけない。そうしないと、長崎のこれは玄関口ですよ、顔ですよ、新しい顔。やはりそこが県と協議がなかなか進まんもんだからという理由では市民も県民も納得できないですよ。だからそこら辺は絶対これが何が何でも少しでも完成熟度を上げていくようにいろんな業者とも協議をしてもらうようにお願いをしておきます。そのためにはやはりまちづくり部には一生懸命やってもらわないとなかなか結果がついてこんから、そこら辺は部長の推進力で頼みます。 173 ◯奥村修計委員 やっと唐人屋敷顕在化のための最後の市場、館内市場等の牟田口市場ですか、ここが買収が終わったということで安心しているんですけれども、唐人屋敷の中で大事な場所はここなんですよね。と言いますと、今の唐人屋敷門が興福寺に置いてありますけれども、大門、今つくってありますけれども、ちょうど館内市場のところに大門が昔あったんですね。牟田口市場と四海楼の陳さんが持っている土地のところに昔の幽霊堂があったんですね。ここの幽霊堂の門が瓦門で今、唐人屋敷門と言われている、唯一ここしかないのでありますので、この解体をされるとき、十分に注意して解体をしていただきたい。館内市場は表ですからいいですけど、裏口ですね、牟田口市場のほうは、ユンボでがんがん掘り崩したらどうもなりませんので、これは文化財課と話をして解体事業は細心の注意をしていただきたいと思います。そうしないと、せっかく国の重要文化財である唐人屋敷にあるものが当時はやはり管理することができないということで興福寺のご厚意であそこに置かせていただいているというのが現状でありますので、これはぜひこの長崎の歴史から考えてもこの唐人屋敷の象徴になる唐人屋敷門をここに移設するのにふさわしい、ここに置かなければもう置くところはないですよ。ですから文化庁の問題もありますけれども、ここは本当に解体するときは、十分な細心の注意をして解体して地質調査ができるような格好でやっていただきたいということをまずもってお願いしたいと思います。この都市計画道路が大体今お話にあるようにこの館内市場が少しかかりますけれども、解体されますとあと1か所ですかね、用地買収が。稲田町8号線、これ斜面地再整備事業の中でできた道路ですけれども、この道路がまた非常に急な勾配の中で6.5メートルしかないんですね、歩道もない。でありますと、ここに書いてありますように、旧仁田小学校から下りてくるんですけれども、これがもともと都市計画道路が旧佐古小学校のほうに向かうということで、この図面に載ってあります。ここの三角地になったところ、これ非常に坂がものすごく急で、本当に民間では許可が下りないような急勾配な坂でございますけれども、ここをまちづくり協議会の中でも申し上げたんですけれども、ここに小さな公園があるんですね、三角地に。これを結局都市計画道路に向かって、少しRを取っていただければ、鋭角にはならないわけですね。これはぜひ、前々から担当に言っているんですけれども、国に事業変更になるかもしれませんから、ぜひ調査をして国のほうに要請して、これはどうしても道路状況の形態を変えていただかないと、せっかくできた道路で交通事故が起こったら大変ですからね、これは皆さん、今日所管の方もいらっしゃいますから、ぜひここを再検討していただいて、6.5メートルの道路の急勾配の坂を、このRを取るためには、三角地のここを内側のほうを、今は公園も何もできないような小さなところですから、これは市の土地になっているはずですから、ここをぜひ変えていただきたいということを、これは前々からお願いしているんですよ。これはまた同時に、都市計画道路稲田町からすぐ大浦町に行きますね、都市計画道路がまたここに入ってくるんですね。図面もできている、大体路線は書いてありますけれども、まだこの都市計画道路ができないから、国のほうでも認定がされないんですね。これができないと駄目ですよと言われた都市計画道路ですから、この都市計画道路を早く完成させていただきたい。先ほどからこれは通行させるような話を、4月1日からですが、上のほうの稲田町8号線からずっと下りになってきます。ですから、工事中の都市計画道路の館内市場の前と、地中化の問題ですね、歩道がなくなりますので、車を通すとするならば、これは交通安全対策としてぜひとも警察とよく打ち合わせしながらやっていかないと、ここにどっと流れ込んできたら大変な交通事故を起こすと思いますよ。だからこれは細心の注意をして、よく協議した上で地元のほうも、結局道路ができたけれども、いつまでも通れないという問題がたくさんありまして、連合自治会も苦労しているんですよ。だから通すとするならば、この工事中であっても安全対策をぜひ十分に注意されて、警察と協議していただいて通行していただければと思いますけれども、ご答弁いただきたいと思います。 174 ◯平野土木建設課長 奥村委員が言われました工事中である安全対策ですね、この18ページの図面に赤い色で示しておりますところは工事をします。そこにおきましては、当然歩行者の安全、車両も含めてですけれども、交通誘導員等をつけながらまた安全を確保しながら当然工事はやっていきたいと思います。  以上でございます。 175 ◯奥村修計委員 今、安全対策はということで都市計画道路については言われました。この都市計画道路と稲田町8号線との接続、これについて、担当はまちづくり部ですか。 176 ◯平野土木建設課長 海星のほうに抜ける都市計画道路でございますけれども、こちらにつきましては、まずこの新地町稲田町線が全て完了した後に計画検討を、事業を進めていきたいと考えております。 177 ◯奥村修計委員 そのことじゃないんですよ。今、稲田町8号線と都市計画道路と接合している鋭角になっているところです。ここの部分がさっき言いましたようにかなり急な坂道なんです。旧仁田小学校の坂道ですから、ものすごく、もうちょっと雪が降ったら滑るようなところで、ここには歩道もないんですよ。だから何で6.5メートルありますけれども、歩道を作らなかったのかということと、この辺、さっき私が言いましたように、この部分を改良する考え方はないんですか。 178 ◯平野土木建設課長 稲田町8号線につきましては、斜面地再整備事業で以前造った道路でございます。そこの今、鋭角になっているところ、当然先ほど委員言われましたように都市計画道路と接続するためにこういう形になっているのも事実でございます。ただ、これが図面で、右側のほうに行く都市計画道路、これが廃止されておりますので、こちら側につながっていくことはないんですけれども、この鋭角の道路に、今度は左側のほうにつながっていきます。ここを今公園が、鋭角のところにありますので、そこを使って、このカーブをゆっくりということで委員のほうから担当所管のほうに言われているということでございますので、そこにつきましては、私ども土木建設課のほうでもちょっと確認をさせてください。それについての検討は今やっていないようでございますのでそこにつきましては、今後また所管がどこにあるかもはっきりしていませんので確認させていただければと思います。  以上でございます。 179 ◯奥村修計委員 斜面地再整備で造った道路ですね、はっきり言いまして。そのときに、これは今のまちづくり部じゃないですかね、道路を造ったのは。そして、まちづくり部が造って、結局都市計画道路と合流する。こっちに左になぜ来なかったといいますと、向こう、先の止まっています都市計画道路が旧佐古小学校に抜けるようになっておったわけですね。だからT型になるわけだからこういう形態ができたわけですよ。しかし、それが廃止されたもんだから今言うように稲田町8号線がこれだけ急な鋭角になってしまうということですから、危険だからここを今公園になっているところを切って少しカーブをつくって内側に道路を作り変えれば危なくないですね。そのことはもう何年も前から言っているんですよ。所管に聞いてどうしますかという問題じゃないですよ。当時の担当のまちづくり部の方、全部何回も私言っているんですから、その辺は理解してから答弁してくださいよ。 180 ◯片江まちづくり部長 私がこの稲田町8号線の整備の最終段階のときのまちづくり推進室長でございましたので、そのときの経過をご説明いたしますと、この稲田町8号線の整備をやっている途中でこの都市計画道路の見直しで東側のほうに下りていく道を改めて計画したという経過がございまして、そもそも今の稲田町8号線の形で事業が終わるという予定が一旦ございました。そのときの考え方としましては、委員がご指摘のとおり、稲田町8号線から館内のほうに向けましては、全くの一方の片勾配、下るのみでございまして、非常に車がスピードを出しやすいといいますか、混雑時には急いでいく車が多いんじゃないか。逆にそういうハンプといいますか、ある程度きついカーブをつけることによって減速をせざるを得ないような状況を作り上げることで安全性が高まるんじゃないかということまで地元と協議をいたしまして、一定中央分離帯のところにバーを立てたりとか、路側のほうに目につきやすいようなサインをつけたりとかして、なるべく用心しながらじゃないと走れないような環境を意図的につくった状況も一時ございました。そういったことで何とか下の道路につなげていっていけるんじゃないかという地元の協議もあって、取りあえず今の状況になったということがまずございます。ただし、今委員がおっしゃいましたように、今後は、そこに都市計画道路が接続してまいりますので、そうなってくるとまた交通事情が変わってまいります。そのときにおきましては、今の線形ということではないと思いますので、改めてそこは検討できるような状況になっていくんじゃないかと思っております。  以上でございます。 181 ◯奥村修計委員 当時は、さっき言いましたように同じように都市計画道路が佐古小学校に上っていく道路の計画があって、この稲田町8号線と都市計画道路が工事する前から急に決定したわけですね。だからこういう形になるって当然分かった話なんです。この道路を今、部長がおっしゃったようにいろいろな形を曲げることによって安全にゆっくり行くんじゃないかと言われましたけれども、あの坂道は6.5メートルしかないんですよ。真ん中にポールなんか立てられますか。現実にあそこを下ったらすぐ分かりますよ。だからここでやはりこの鋭角のところを、三角の公園ですから子どもが遊べない公園なんですよ、これははっきり申し上げて。ですからここを緩やかに内側を取ってやれば車もゆっくり曲げられるし、鋭角にぐっと曲がるのはちょっと難しいんです。そういうことだから、前もこれを何回も申し上げているんですよ。ところがこれはやはり斜面地再整備事業で認可をいただいた道路ですから簡単に長崎市が変えるわけにはいかんでしょうから、国のほうと論議をして、変更するなりして、道路の線形を変えたらどうかということをずっと申し上げておったけれども、今の答弁ではやる気のないような答弁ですけれども、本当はもっと安全性を考えていただいて、もしこのまま事故が起こったら誰が責任を取るんですか。車に乗っている人が悪いんでしょうと言うんでしょう。道路の線形が悪かったら、事故が起きたときは市の責任じゃないですか。そういう安全性を確認した上で、やはり論議をしていかなければ、前もってこういう路線ができとったけれども、形としては変わりました。でも、今は三角地も何もできないんですよ、これは。1段上がった三角地ですからね。ここで子どもが遊ぶこともできない。だからこれを有効に活用したらどうですかということをお願いしているんですよ。これを論議したら時間もかかりますから途中でもう止めますけどね、これはぜひこの場で私は申し上げておきたいんですけれども、もしここで事故が起こることになったら大変なことですよ。事故を減らすためにも行政の方ともう1回現地をよく見られて、夏はいいでしょう、冬の寒いとき、雪が降るときなんかも滑って、この道路は実際に車が通れないことになりますよ。それだけのことを安全性を確認した上で道路形態をどうするかを考えていただきたいということはどうでしょうか。そういうふうな形で、使いようのない三角地なんですね、見て分かると思いますけれども。ここをきれいにしてやることで、車の通りも先の見通しもいいんですよ。全く見通しが悪いじゃないですか、真っすぐ行くだけで。平たくやっても見えない状態。そういうところが安全性が保てると言えますかね。私はそう思いますので、これはぜひ再度皆さん方で協議をされてどの所管がするか分かりませんけれども、その辺を都市計画が完成するまでには結論を出して、本当に安全な道路を造っていただきたいということを強く強くここで要請をしておきます。あとで答えを聞かせてもらって結構ですから、今日はいいですよ。あとで結構です。状況をよく調べられて検討していただきたいということをお願いしておきたいと思います。先ほど言いましたように、解体するときはくれぐれも細心の注意をお願いしますね。忘れないようによろしくお願いいたします。 182 ◯山本信幸委員 確認の上で、土木部の分なんですけれども、まず道の尾駅前線なんですが、これは入り口のところで、今度交差点の詳細設計が出ているんですけれども、これは今、仮設で山切りの一部暫定工事をやっているんじゃないですか。仮設の土留めをたしか単独で打ったんじゃなかったかなと思ったんですけれども、違うんですか。 183 ◯平野土木建設課長 今、山本委員が言われました国道出口のところの山切り、3年ほど前にやっております。それで今、途中で止まっているんですけれども、そこに対しまして仮設防護柵、土砂等が今、その後マンションができていますものでそのマンション等に落石等、あそこは岩盤でありまして岩盤が風化して石ころ等で車等を傷つけないよう、また住民にけがをさせないよう、仮設防護柵を今立てている状況でございます。  以上でございます。 184 ◯山本信幸委員 毎熊委員のと関連なんですが、これ全体がパッケージで当初の内示減と、3次補正とある分でパッケージをするわけなんですけれども、こういう暫定的に切って、仮設の山留めして放置しているようなところというのは、今3年と言いましたけれども、もっとあったんじゃないかなと思うんですが、そういうところはもっと予算を前々からちゃんとつけて、今回も詳細設計だけになっていますけれども、前々からつけて、この分は工事箇所じゃないから、今回工事についても減されていますけれども、途中まで暫定工事を仮設でやって、あとは放置みたいな感じに今なっているので、こういうところは先にせんばじゃなかですか。その辺の統一した考え方がよく分からない。全体的を通して当初予算減と3次補正でつける分のそのパッケージの考え方が分からないんですよ、これやったら。仮設でやっているなら、これ先にやらんばでしょう。3年間も放置しているなら逆にやらんばじゃなかですか。その辺の考え方をお答えください。 185 ◯平野土木建設課長 確かに3年前に山の切り取り及び仮設防護柵を実施したと。今何もやっていないと、放置しているんじゃないかということでございますが、仮設防護柵については、当然経年劣化によって弱くなってくると。それが壊れたら第三者に被害を及ぼすというところもありますので、そこは私どもは維持管理といいますか、色を塗るなりして風化しないよう、劣化しないようには今取り組んでいるところでございます。ただ、そのままにしていて何も工事をしないのかということでございますけれども、そこのところにつきましては、私ども今検討させていただいている状況でございます。仮設防護柵でそのままほったらかしておこうということではございません。ただ今は何をどうするということが言えるところがございませんけれども、そこについては確実に何からやっていこうということで今検討している状況でございます。  以上でございます。 186 ◯山本信幸委員 1件だけ言わせていただきますけれども、要望だけします。交差点の詳細設計が当初できてなかったので、そこの工事ができなくて仮設の暫定断面でいっていたと思っているんですね。ここの警察協議のときにうまく交差点協議ができていなかったはずなんですよ。だからここに工事着手できてなかったんです。そうしたら交差点協議を今詳細設計を今回出していますけれども、もっと早く出してこれは早く工事に着手して、仮設で維持管理費がかかる一方なので、これは早くやらんと意味がないんですよ。これは単独でやって、色替えも全部自分で単独でやって、管理も単独でやっているわけですから、その意味でいくと、早く工事をせないかんと思いますので、これは早めに工事を進めていくような考えを持ってください。これは先のほうばっかり考えていらっしゃるので、詳細設計ができたら次を追いかけていくような考えも持っていただきたいと思います。これは要望とさせていただきます。  あともう1つが、これはまちづくり部で確認だけなんですが、まちづくり部の分で24ページの県施行の分で負担金なんですけれども、浦上駅の連続立体交差事業の分なんですが、側道整備工事と浦上駅前の広場整備工事とはこれは長崎市が広場整備工事をやると思うんですけれども、これが遅れた理由になっているんですけれども、この辺の長崎市の分の広場整備工事とかいうのは前々に計画ができないものなんですか。 187 ◯芝長崎駅周辺整備室長 浦上駅の駅前広場につきましては、これまで県とJRの共同で管理をしていた広場でございまして、今後も同様の管理体制になるとお聞きをしておりますのでこの広場についてはJRと県が主体となってそれぞれの土地を出し合いながら広場の設計を進めているという状況でございます。  以上でございます。 188 ◯山本信幸委員 そうしたらこの広場についても県とJRでやるということですね。そうしたらその分について、これで遅れているなら、そこについて早期に要望して早くしてもらわんといかんじゃないんですかね、逆に。全体が遅れるのと一緒にこれも遅れますよ。逆に早くせんばでしょという話も長崎市としては言わないかんですけれども、その辺の話は、状況はどうなっているんですか。 189 ◯芝長崎駅周辺整備室長 この県の連続立体交差事業の中で浦上駅の駅前広場も事業の中で実施するということになっておりまして、この連続立体交差事業自体が今現在聞いておりますのが令和3年度、来年度までということでお聞きしておりますし、今この広場の設計についても既におおむね完了しているということで、今後来年度工事に着手するというふうにお聞きをしておりますし、我々も今後とも進捗管理におきましては、一緒になって県と連携して早期開業ができるように取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 190 ◯山本信幸委員 浦上地区のこっちの住民にとっては非常にここは重要な場所なんですね。そしてこの広場についても今まで駐輪場やいろんな箇所があったので、その場所についても非常に重要な箇所です。ここの詳細設計等が早く決まったら提供してほしいし、その工事についても今後早くできるようにしっかり進めていただきたいと思います。これは要望に代えます。  以上です。 191 ◯谷口土木企画課長 先ほどの浦上駅前広場の整備の関連で補足をさせていただきたいと思います。私ども土木部のほうで今浦上駅前広場の上空にあります歩道橋ですね、市道となりますけれども、その市道の歩道橋を撤去するという工事、それから浦上駅の二輪車等駐車場の整備をする工事、こちらは令和3年度の当初予算のほうに上げさせていただいております。今、そういった土木部が所管する工事、それから県が行います駅前広場の工事とJR九州のほうでも今現在は仮設の地下通路がございますので、その地下通路の撤去であったりとか、今、浦上駅周辺でまた様々な工事が関連しておりますので、今工程調整等を行いながら令和3年度は進めていこうということで、まず令和3年度に私ども土木部のほうで歩道橋を撤去するということ、それと浦上駅の二輪車等駐車場を整備すると、その後に浦上駅前広場の再整備に県のほうが入っていくという工程調整をしながら進めていくということを補足させていただきたいと思っております。  以上です。 192 ◯毎熊政直委員 今日は事業部のほとんど主立った皆さんがおそろいと思うんですけれども今審査している令和2年度補正予算、これはやはり国の地方創生臨時交付金で、やはり新型コロナウイルス感染症対策で地方の景気対策の大きな意味合いも含んでいるわけですよ、今回の交付金は。そうした場合、あなたたちは今までどおり地元の業者をたたいて経費率も下げて、そして今、それぞれの土木会社も社会保険も社員に掛けなければならない、今度土曜日も休ませなくちゃいけないというようなこういう労働基準がどんどん変わってきて、非常にそうすると、それによってまた会社の利益がどんどん下がっていく。だから今のような経費率の考え方とか、そういうものをきちんと見直しながら今度これを繰り越したこの予算を使う仕事には反映してやらんと何のための経済対策か分からなくなる可能性がある。だから従来どおりの形にとらわれた積算方法じゃなくて、コンサルに任せて全部出てきたかちかちのやつをするよりもちゃんと実態というものを事業部そのものでも調べてから、そしてそういう予定価格等は立てていただくように、これは強く要望しておきます。松浦部長、どう思うね。 193 ◯松浦土木部長 やはり適正な設計価格を積算するというのが非常に重要なことでございまして、今積算については国の基準に従ってしっかり積算をしているところでございまして、国のほうもそういった労働環境に対応したような形でいろんな経費率等の見直し等をされながら実態に合ったような積算基準をつくっているところでございまして、市としてもそういった基準にしっかり合った形で積算を適正にやっていきたいと考えております。  以上でございます。 194 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時16分=           =再開 午後4時23分= 195 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  次に、第8款土木費第6項住宅費の審査に入ります。理事者の説明を求めます。 196 ◯山北建築部長 第8款土木費第6項住宅費について、ご説明いたします。  予算説明書の68ページ及び69ページをお開きください。繰越明許費の補正についてご説明いたします。表の中ほどから下の第6項住宅費第2目住宅建設費の【補助】公営住宅建設事業費、大園団地でございますが、補正額の欄に記載の1,000万円を繰り越そうとするものでございます。繰越事由につきましては、69ページの繰越事由の欄に記載のとおりでございます。  詳細につきましては、建築部提出の委員会資料に基づき、住宅課長からご説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 197 ◯植坂住宅課長 それでは、建築部提出の委員会資料に基づきまして説明をさせていただきます。  委員会資料1ページをお開きください。今回、補正をお願いいたしますのが、まず、表中の事業名、【補助】公営住宅建設事業費、大園団地の欄の二重線で囲った部分の繰越明許額1,000万円を繰り越すものでございます。繰越しする事業の概要ですが、この業務は大園団地の建て替え完了に伴いまして、敷地の確定測量及び用地登記を委託するものでございます。繰越事由ですが、新型コロナウイルス感染症拡大によりまして、登記手続を行います法務局の業務体制が縮小されており、手続に時間を要することから、年度内の業務完了が困難となるおそれがあるためでございます。  資料2ページをご覧ください。大園団地の位置図でございます。ご参照ください。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 198 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時26分=           =再開 午後4時27分= 199 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  次に、第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 200 ◯森尾中央総合事務所理事 第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費における総合事務所所管分の繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書の70、71ページをお開きください。下段の第1目道路橋りょう河川等災害復旧費の【単独】道路災害復旧費及び次の72ページ、73ページの第2目都市計画施設災害復旧費について、繰越補正をお願いしようとするものでございます。繰越事由といたしましては、それぞれ右端の繰越事由の欄に記載しております。  なお、詳細につきましては、総合事務所提出の委員会資料に基づき、担当課長からご説明させていただきます。 201 ◯中野東総合事務所地域整備課長 それでは、第11款災害復旧費第2項公共土木施設災害復旧費第1目道路橋りょう河川等災害復旧費についてご説明いたします。  総合事務所提出の委員会資料71ページをご覧ください。【単独】道路災害復旧費、現年度災害分4,300万円の繰越明許費の補正をお願いするものでございます。繰越事由ですが、田中町里道は7月豪雨で被災した道路を災害復旧するもので、11月と12月に工事を発注したものの入札不調となり、工事が年度内に完了しない見込みであるためでございます。次に、琴海大平町27号線ほか2線の業務委託は、地滑り災害箇所の工法検討に不測の日数を要したことにより、委託が年度内に完了しない見込みであるためでございます。繰り越した箇所の完了予定は田中町里道の工事が令和3年8月、琴海大平町27号線ほか2線の業務委託が令和3年12月の予定でございます。下段には全体の位置図を記載しております。  72ページから75ページには、それぞれの被災箇所図を掲載しておりますのでご参照ください。  資料の76ページをお開きください。第2目都市計画施設災害復旧費、【単独】都市下水路災害復旧費、現年度災害分397万2,000円の繰越明許費の補正をお願いするものでございます。繰越事由ですが、令和2年9月の大雨により被災した日見都市下水路の護岸を復旧するもので、11月に工事を発注したものの入札不調となり、年度内に工事が完成しない見込みであるためでございます。繰り越した箇所の工事完了予定は、令和3年8月の予定でございます。下段には位置図を、77ページには、被災箇所図を掲載しておりますのでご参照ください。
     続きまして、資料78ページをお開きください。【単独】公園災害復旧費、現年度災害分1,600万円の繰越明許費の補正をお願いするものでございます。事業内容は、令和2年7月の豪雨により被災した西坂公園と香焼総合公園の災害復旧を行うものです。繰越事由といたしましては、西坂公園が入札が不調となり、工事が年度内に完成しない見込みであること、香焼総合公園が地滑り箇所の工法検討に不測の日数を要したことにより、委託が年度内に完了しない見込みであるためでございます。繰り越した箇所の完了予定は、西坂公園が令和3年7月、香焼総合公園の業務委託が令和3年8月の予定でございます。下段には全体の位置図を、79ページには西坂公園の被災箇所図を、80ページには香焼総合公園の業務委託箇所図を掲載しておりますのでご参照ください。  説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 202 ◯永尾春文委員長 これより質疑に入ります。 203 ◯毎熊政直委員 こういうことの繰越し、これは認められんぞ、なんばしよったとや。これ特に琴海の被災箇所の業務委託、何で地滑り箇所工法検討に不測の日数を要せんばいかんと。これ場所を写真で見れば生活道路になってるたい、琴海村松町24号線も大平町27号線も。まだこれ全然通行を認めとらんたい。通行をやっているわけ、この道路を。 204 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 琴海村松町24号線、これは今、通行止めにしております。確かに委員ご指摘のように琴海地区では、これは生活道路として重要な路線ではございますが、ここの下底が結構高いものですから通行させることは危険だということで今通行止めにさせていただいております。それと今回、繰越しをお願いしております琴海村松24号線と大平町27号線、これは1つの業務委託として発注しております。それと琴海尾戸町42号線、これも1本で業務委託として2本計上させていただいております。今回、設計が遅れております理由といたしましては、これが一般的な災害の種類として斜面が崩壊する災害とは違いまして地滑り、土塊が大きく動くというふうな現象の災害復旧でございますので、測量業務と地質調査を行いまして、そのボーリングの後の筒の中にひずみ計とかそういうものを設置しまして、地滑りの挙動を確認するものでございますが業務委託を発注した時期がちょうど降雨が少ない時期でございましたので、繰越しをお願いさせていただいて、まとまった雨量が期待できます来年度の梅雨の時期に観測して一定のデータをもらって設定を行おうというものでございます。  説明は以上でございます。 205 ◯毎熊政直委員 それは長崎市内にも地滑り地域はたくさんあるやかね。たくさんそういう工事を経験したことあるやろう。そうしたらコンサルが2か所と1か所か、分けてしていると言うけどおかしいよ、工法が分からんて。これは生活道路を早く復旧してやるのが災害復旧やろう。コンサルに金をやるのが災害復旧じゃなかとよ。これはおかしい。生活道路として使えない、いつまで待たせるとね。これは悪いけど間違っているよ。それで簡単に繰越しなんて、業務委託を繰越しなんてよう委員会に出せたね、本当。委員会もなめられたもんたい。 206 ◯森尾中央総合事務所理事 琴海村松町24号線と琴海大平町27号線、それと尾戸町42号線、これは中央総合事務所のほうで発注をさせていただきました。実際、琴海村松町24号線については地滑りということで、ちょっと心配があったんですけれども、これは地滑りじゃなくて、通常のがけ崩れということで災害査定が終わっています。ですから24号線についてはもう工事を今発注する準備をしてできるだけ早く着工しようということで考えています。ただし、琴海大平町27号線、74ページにつきましては、やはり地滑りの兆候があるということで、地滑り用の先ほどの調査を行って、その地滑りであるというまだ確定ができないものですから、査定を受けられない状況になっています。査定を受けるためには先ほどのひずみ計でデータ的に地滑りが起きているという根拠をつかまないと査定が受けられないものですから、その挙動を確認するために今年の雨、それを待つような繰越しというのをお願いするようなものでございます。  次の75ページの琴海尾戸町42号線、これも同じように挙動としては地滑りというのが確定しておりますけれども、どこまでの範囲が滑っているというのが現在はまだ把握できていません。ですから今年の雨を待って、それで地滑り範囲を確定した上で査定を受けるということで時間がかかっているところです。ところが私たちも琴海27号線については団地の中にございますが、迂回路がちゃんと整理されているということもございますので、市民生活についてはあまり影響がないと考えています。ただし、地滑りの上部に家が建っている、建ち始めたという情報もございますので、できるだけ早くデータを取って災害復旧のほうにつなげていきたいと思っております。  以上です。 207 ◯毎熊政直委員 これは中央総合事務所で所管していると、この2つは。それはそのように最初からそう説明してもらいたいし、それで迂回路を確保しているなら迂回路を確保しているということをまず冒頭説明をしてもらいたい。そうしないと、写真を見る限りではこの辺にお住まいの方々は全然遠回りをせんといかんというようなことも想定されるけん。やはりそこら辺はきちんと説明してもらいたいし、災害復旧というのは、1日も早く復旧してやるのが災害復旧でしょう。地滑りとか今年の梅雨まで待っとかんばいかんって、それはこんな形で生活道路を1年近く止めておくというのはあまりにも無策と思うから、何らかこういうときのための対策というのをほかに打つ手がないかどうかを含めてたまたま迂回路が取れたからいいようなものの、迂回路がもし取れなかったから、住民の方々は大変困るわけよ。だからそこら辺をいろんな角度からこういう対抗策というのは日頃から考えておいてもらいたい、そういうふうに各総合事務所でぜひ検討しておいてください。  以上です。 208 ◯中西敦信委員 今、質疑のあった琴海大平町の27号線については、私も要望したことがあったんですけれども、その際、中央総合事務所でされるということでありましたが、要は通学路にもなっているところで、今ほかの通りですか、旭ヶ丘の団地の74ページのところでいえば西側の部分からの道が2通りありますけれども歩道も全然ないし、危ないということで、実際どうされているのか。ブルーシートが載っていますけれども、子どもたちはここを通っているという実態があるのかないのかというのと、次の次を待たなきゃなかなか難しいというのも分かるんですが、でも旧町のときにも災害のときに崩れたということもあると聞いているので、なかなか難しいのかもしれないんですけれども、そういうのが二度とないように対応するという点で急いでするというのと、安全の確保という点で、万全な対応の工事をしていただきたいと思うんですけれども、そのあたり地域の方への旭ヶ丘の団地の方への説明というのはどうなっているのか、2点お尋ねしたいと思います。 209 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 委員会資料のほうは、委員ご指摘の災害箇所、大平町27号線になりますが、74ページのほうになります。右下に写真を掲載しておりますが、全面ブルーシートで覆っておりまして、水が入り込まないようにして、今後地滑りが滑らないようにということで防護策を取っております。それで今現在も、こういう危険な状態でございますので、通行止めの措置を取らせていただいております。周辺住民の方には大変ご迷惑をおかけしておりますが、自治会を通じてこういう状況であるということを一定ご説明させていただいているところでございます。  以上でございます。 210 ◯中西敦信委員 一定時間を要するというところで、なるだけ今年の12月までの設計となっていますけれども、工法というか、設計方法が確定したら工事のほうは早急に取り組んでいただきたいと要望しておきたいと思います。  以上です。 211 ◯山本信幸委員 先ほどの琴海大平町の業務委託なんですけれども、これは変更理由は不測の日数ということであるわけですけれども、そもそも先ほどの当初発注時に、これは地滑りであって、それは検討せんばいかんということは当初から分かっておって、その適切な発注の仕方があって、適切な入札の仕方の中で追加があれば追加変更が行われていくわけですから、その意味では不測じゃなくて、当初からこれ発注自体であれば変更がそれに伴って工法検討に必要な日数があるため、これは変更だと分かり切った話でのことではないんですか、基本的には。 212 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 この災害は昨年の7月6日の大雨によって被災したものでございますが、それに伴いまして、7月の臨時議会で補正予算を議決いただいて、すぐに測量調査業務を発注したところでございます。その後、県とか、国とかいろいろ協議する中で、ここの場所につきましては、一般的な土砂災害、表面が崩れるような一般的な災害復旧ではなく、地滑り災害のほうで上げなさいということで言われまして、その後、ちょっと時間が要したこともございまして、発注したものでございますが、年度末までには時間がありますので、その間で一定の降雨が期待できないわけでもありませんでしたので、そのときに繰越しということではなくて、今回も一定の降雨が期待できなくなりましたので、繰越しをお願いするものでございます。  以上でございます。 213 ◯山本信幸委員 だから、そのときに一度もう分かったわけですたい、協議の段階で。だから工法検討に不測の日数云々ではなくて、最初から発注時に、それは分かっていることでしょうというだけですよ。工法検討に要するということは。不測の日数云々ではなくて、工法検討するのに当たって、降雨を考慮に入れんばいかんから、これは当初から必要な日数がかかるという意味での変更でしょうということだけですよ。 214 ◯伊東北総合事務所地域整備課長 一定の期間は必要だということでございますが、不測という言葉がどうなのかということでございますが、一定の降雨が期待できなかったことで繰越しをお願いさせていただいているところでございます。  以上でございます。 215 ◯山本信幸委員 そうしたらもう1つは、河川の部分でこれは都市下水路の分で77ページなんですけれども、これは不落になっているんですが、河川工事などはやはりこういう不落というのは多いんですか。非常に不落というのが11月の分でよく分からないんですが。 216 ◯中野東総合事務所地域整備課長 東総合事務所管内の工事でいえば、大体河川が2本、通年発注しているんですが、それに対しては通常に落札している状況です。今回原因と考えられるのは、先ほどもご審議いただきましたように、修繕等繰越しをさせていただいたように、私もこの点数で工種で東総合事務所管内の業者に限られるんですけれども、お聞きしたところ、やはりいろんな修繕の対応とか工事でなかなか技術者は立てられないとか、工事を取ってできないということをお聞きしました。そういった原因と、あともう1つは、災害がふくそうした中で発注が少し遅れて11月頃になって、ちょうど業者も忙しい時期になったとか、あと、今回日見の下水路で言えば、あまり高い金額ではなかったということで年間の工事の落札件数等もあって、業者も考えられた部分もあったんではないかなということでこういう状況になったのではないかと思っています。通常であればそんなに毎回毎回不落になるということはございません。今回の部分でいろんな状況、先ほど説明した状況の中でこういった状況になったのだと思っております。 217 ◯山本信幸委員 やはり作業建設人材もあり、人もいない中でなかなか河川工事というのは非常に難しいと思うんですね。災害時の後をせんばいかんとなると、これも急いでせんばいかん。これも非常に難しい。そういった意味で歩掛かり等をしっかりと見ていただいて、負担が業者にかからんような形の4週6休なんかもしっかり考えていただいて、週休2日制の歩掛かりの検討とか、そういうところもしっかり入れ込んでの検討なども今後していただいてとにかく負担のかからないような歩掛かりの上がるような、そういう検討をしていただきたいと思います。  以上です。 218 ◯毎熊政直委員 これはもう1回予定価格を公表して、そして不落になったと。この田中町も日見川もね。そうしたらこれはルール的には、この予定価格は上げられんやろ、そのまままた出さんといかんやろ。そうした場合に、あなたたちの積算というのが現実に即していないから、業者から見れば、この仕事は当然雨が降れば川やったら水が流れてくる。そして田中町のほうやったら多分機械が入らないから全部人力でせんばいかんと、こういうのやはりこれを普通年間6か所かな、普通のところはね。災害復旧費は、この日見川でこれは幾らなの予定価格は。 219 ◯中野東総合事務所地域整備課長 発注した金額ですが約170万円でございます。 220 ◯毎熊政直委員 そうしたら、今のような現実は必ずまた今年だって豪雨災害がある可能性が非常に高い。そういう中で500万円以下の災害復旧工事は1つに入れないというふうなことを理財部契約検査課と話をしなければ絶対これ普通、業者取らんよ、1か所になってしまうからさ。そういうやはりルールを500万円以下でもいいから、そういうところは決めておかないと、災害復旧費はとにかく急いで復旧することが目的だから、取った件数に上げないと、500万円以下ならね。1,000万円以下がいいのかどうかは、金額的なことはあなたたちが判断してもらえればいいんだけど、そういうことはぜひとも理財部と話をして決めておかなければ、必ずまた同じようなことが起きる。そしてやはり先ほど言うように最初の積算、きちんとやはりいろいろ日頃そういう業界とも話をして、コンサルだけの話では今は人もそろわないし、物も高くなっているけんさ、なかなか難しくなっているけん、そう簡単にやはり小さな工事でもできない状況があるから、そこら辺は業界の現状というものをよく認識をして予定価格あたりも反映させんばいかんと思うけど、そこら辺はどう考えていますか。 221 ◯森尾中央総合事務所理事 まず質問の2点のうちの1点目、うちの理財部の協議の話なんですが、特にこういう河川工事みたいに小さくてしにくい工事については不落は確かにあります。不落があったときに再度発注するときに、回数制限を外すとか、そういうようなことを今でもされています。ただ、災害復旧全般的にそれを最初からするということは今までしたことがございませんので、それで何とかうまくいけるような制度にできんかというのは理財部のほうとも話をしてみたいと思います。  それと2点目の積算の話です。積算自体は、通常お話があるとおり、標準積算というのを使っていきますけれども、こういうふうな作業をしにくい場所について、標準積算が使えないようなものというのもあると思います。ですから、もうちょっと現場に合ったような施工方法とかを聞き取り等をしながら、特に小さい工事については、やはりその積算が合わないんだろうなというところもございます。ただ、補助事業はやはり会計検査がありますので、ほかの都市との整合がございますけれども、これらの単独事業については、うちの中でできるものですから、その実情に合ったような積算というのもちょっと心がけながら今後は積算を進めていきたいと思います。  以上です。 222 ◯奥村修計委員 災害復旧の在り方について話がありましたけれども、やはり地域地域の業者もおるわけです。だからこういう少ない金額であっても、前は地域の業者が災害があったときはすぐブルーシートとコーンを持っていって、取ってさ、協力しよったわけよ。ところが今は厳しくなって、させんでしょう、はっきり言って。これを市の職員だけでは無理だと思うんですよ。ですから地域地域において、地域の業者との協力体制を取って、災害のあったときは自分の近くは、その業者が行って、初期の災害を防ぐような形を取ると。それで工事をするときは、やはり入札せんばいかんけれどもそういうところはある程度優先的に地域をもってやっていくということで、業者とともに行政が動いていけば、田中町の災害なんかもできると思うんですよ。だからそういう仕組みの形を、災害の場合はどうしても市の職員だけの手では足らんわけですね、現場を見に行くだけでも。だからそういうときは地域の業者の方々と協定を結んで、自分の近くであれば、その業者が走っていくと。それでブルーシートをやってコーンを立てたり、あるいは道路の土砂を除くと。あるいは土のうを置くとかね。そういうことをしてもらうような形を考えてください。そしてできるだけ安全対策に早く災害のときには手を打っていただかないといけませんので、そういう面をひとつ行政の中で考えられて、地域の入札資格を持った業者の方々と連携を取りながらやっていければもっとスムーズにいくんじゃないかなと思いますので、ご検討のほどよろしくお願いします。 223 ◯森尾中央総合事務所理事 今回の災害でも大分業者に助けていただきました。やはりうちの行政の職員だけですとまずすることはできませんので、やはり業者と連携した取組がどういうことができるかというのはとても大事だと思っています。今、理財部のほうでも様々な取組を検討中ですので、私たちのほうも独自に地域の方が動きやすくなるような仕組みというのを今も考えているところです。これはコンサルタントも同じですけれども、災害が起きたときにコンサルタントにどう動いていただくとか、あるいは近くの業者にどう動いていただくかというのを仕組みとして検討できたらなということで検討を進めているところです。  以上です。 224 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  討論に入ります前に、理事者交代のため暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時56分=           =再開 午後4時58分= 225 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。  これより第4号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第19号)」のうち、本委員会に付託された部分に対する討論に入ります。  何かご意見はありませんか。 226 ◯中西敦信委員 ただいま議題となりました、第4号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第19号)」について、反対の立場から意見を申し上げます。  あらかたの事業については非常に大事な事業だと思うんですけれども、ただ、第8款土木費第5項都市計画費の第1目都市計画総務費における繰越明許費補正で九州新幹線西九州ルート建設事業費負担金、約1億9,600万円が計上されております。84%の事業進捗というところで来年の秋の開業予定ということで完成が近づいておりますが、そうした状況の下でも新幹線は要らないのではないか、あるいは武雄温泉で乗り換えなければならない、そういう新幹線が本当に新幹線なのかという市民からの声が寄せられております。そうした市民の声を重く受け止めるべきであり、この事業そのものの再検討を求める立場から認めることはできません。  以上、討論といたします。 227 ◯毎熊政直委員 ただいま議題となっております、第4号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第19号)」について、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  まず、それぞれ土木費、道路橋りょう新設改良費とか、街路事業費とか、いろいろ審査をさせていただきましたが、やはりみんな市民の社会資本の整備をとにかく、せっかくついた予算を早め早め、繰越しが通常だという考えを1回頭の中から捨てていただきたい。なるべく限られた予算も、限られた年度で早くそれぞれ長崎市内のインフラ整備を早急に仕上げていくと。そして予定期間よりも早く仕上げるような気概を持って事業を進めていただきたいし、そしてやはりその道路ができることによって長崎の都市の機能が上がる。そしてまた生活がしやすいまちになるために、そういうのを全て長崎の都市経営につながるという目的、意思をいま一度確認をして事業部の方々は事業に取り組んでいただきたいという要望を付け添えて賛成の意見とさせていただきます。  以上です。 228 ◯永尾春文委員長 ほかにありませんか。  討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第4号議案「令和2年度長崎市一般会計補正予算(第19号)」のうち、本委員会に付託された部分について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 229 ◯永尾春文委員長 賛成多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者退席のため、暫時休憩いたします。なお、委員の皆様には、この後、協議していただく事項がありますので、そのままお待ちください。           =休憩 午後5時2分=           =再開 午後5時3分= 230 ◯永尾春文委員長 委員会を再開いたします。 〔閉会中の付託案件及び委員会の所管事務調査に ついて協議した結果、次のとおり決定した。 1 閉会中の付託案件については、新型コロナウ  イルス感染症の感染拡大により昨年は行政視察  による調査を実施していないことから、調査終  了とせずに、「都市基盤及び住環境の整備のさ  らなる充実について」引き続き調査することに  決定した。 2 委員会の所管事務調査については、適宜必要  に応じて検討することに決定した。〕 231 ◯永尾春文委員長 それでは、これをもちまして、本日の委員会を散会いたします。  次回の委員会は、明日午前10時から当委員会室で開会いたします。           =散会 午後5時6分=  長崎市議会委員会条例第28条第1項の規定により署名する。         建設水道委員長 永尾 春文 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...